KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

失恋覚悟のラウンドアバウト

失恋覚悟のラウンドアバウト

失恋覚悟のラウンドアバウト

作家
浅倉秋成
中村ゆうひ
出版社
講談社
発売日
2016-07-12
ISBN
9784062201735
amazonで購入する Kindle版を購入する

失恋覚悟のラウンドアバウト / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

九月猫

連日うだるような暑さで、読書欲が落ちそうになっていた時に読んだのがよかった。ライトな文体の連作短編でサクサクするすると喉越しよく。魔法使い、行き過ぎたモテ体質、怪盗小学生、不本意に出世するサラリーマンたちの、回り回る恋のラウンドアバウト。謎科学者と彼の発明品のおかげで何でもアリだけど楽しい。でもロボットまではいらないかな(苦笑)本編前のセリフ、この二人だったのか!なオマケと、さらにオマケの四コマ漫画付き。最低教師の五十嵐先生、こういうキャラは四コマだと面白くなるから不思議。最低には違いないけどね。

2016/08/09

あおけん

この方の作品を読むのは多分初めてです。図書館でタイトルのラウンドアバウトってなんだろうと思いながら借りてみました。ラウンドアバウトは、信号のない交差点で、入って右回りに進むあれの事なのね。自分の生活圏内には2箇所あって知ってたけど名前は知らなかった。個人的見解としては、信号機があるから事故が起こると思っているので安全だと思います。ストーリーはドタバタ恋愛コメディって感じで1話1話が進んで行き最後に纏まるって感じで、ライト系で楽しかったです。

2022/05/24

いなばさくら

連作短編というより長編ミステリ。青春要素たっぷりのドタバタコメディチックで、結構笑えるシーンが多かったですし、意外と本格な展開もあります。例えるなら東川篤哉さんのおやじギャグがかなり若者寄りにシフトしたような作風です。「六人の嘘つきな大学生」が好評の作家さんの敢えて旧作から初読みしたのですが、期待に違わぬ高相性だったので、この作家さんも完読を目指すことにします。巻末の4コマ漫画は別に要らんけど、あって困るものでもないしいいか。

2023/04/11

そら

全人類必読!!!!!!いや、まじ!!!!!!最後の短編までは「なんだこれwww」って草生やしまくりのラブコメ短編集かと思いきや、全てが「ランドアバウト」交差点ですれ違うように絡み合って、そして最終的には……!もう、あの最後のシーン、「すげええ!」って声あげてしまった!ギャグテイストからここまで伏線回収出来るなんて、浅倉先生天才。全人類に読んで欲しい。最高。

2017/08/07

みやしん

一次元媒体だからこそ生きるギャグ満載のツッコミ。脇役なのに哀れな浮気男からホームズを経てフラれ落ちとキャラ変の激しい彼が面白かった。

2017/04/25

感想・レビューをもっと見る