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QJKJQ

QJKJQ

QJKJQ

作家
佐藤究
出版社
講談社
発売日
2016-08-09
ISBN
9784062202190
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『5時に夢中!』で「久しぶりの天才」と大絶賛された小説『QJKJQ』に注目集まる!

『QJKJQ』(佐藤究/講談社)

 2016年10月6日(木)に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MXほか)で、佐藤究による小説『QJKJQ』(著:佐藤究/2016年8月8日発売)が紹介され大きな話題となった。ネットでは「気になる!」「めっちゃ面白そう」「読みたいなー」と関心を示す声が多く、実際にAmazonの「本の人気度ランキング」(過去24時間で最も売上が伸びた商品)では6位になり、売れ筋ランキングでも、26,826位から356位にジャンプアップしている。(10月7日付け)  『QJKJQ』は、「平成のドグラ・マグラ」「ものすごい衝撃を受けた」と選考委員たちが唸った、第62回江戸川乱歩賞受賞作。  市野亜李亜(いちのありあ)は、十七歳の女子高生。猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女自身もスタッグナイフで人を刺し殺す。猟奇殺人の秘密を共有しながら一家はひっそりと暮らしていたが、ある日、亜李亜は部屋で惨殺された兄を発見。その直後、母の姿も消える。亜李亜は残った父に疑いの目を向けるが、一家には更なる秘密があった―。  同書が紹介されたのは、新潮社出版部…

2016/10/12

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本好きが選ぶ今週のおすすめ小説ランキング!! 【9月第2週】

 国内最大級の本好きコミュニティ「読書メーター」で話題になった本の中から、1ヶ月以内に発売された「小説」ランキングを毎週お届け。本好きな人たちは、“今”どんな作品に注目しているのか? 気になる作品があったらぜひチェックしてみよう!

同ランキングでは、読書メーター利用者が直近1週間に"読んだ本”として登録した作品のうち、登録数が20以上でレビュー率の高い「小説」を抜き出して発表。本記事内のリンクをクリックすると読書メーター内の作品レビューを読むことができます。

小説部門

1位

十年交差点 (新潮文庫nex) 中田 永一,白河 三兎,岡崎 琢磨,原田 ひ香,畠中 恵

2位

校閲ガール (角川文庫) 宮木 あや子

3位

危険なビーナス 東野 圭吾

4位

死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫nex) 榎田 ユウリ

5位

神様の御用人 (6) (メディアワークス文庫) 浅葉なつ

6位

作家刑事毒島 中山 七里

7位

天切り松 闇がたり 5 ライムライト (集英社文庫) 浅田 次郎

8位

QJKJQ 佐藤 究

9位

幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex) 知念 実希人

1…

2016/9/14

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QJKJQ / 感想・レビュー

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starbro

江戸川乱歩賞受賞作を毎年楽しみにしています。佐藤究、初読です。「平成のドグラ・マグラ」 という選考委員の評価もあり、ぶっ飛んだ作品かなぁと思って読み始めましたが、意外とグロくなく、爽やかな印象でした。年配の選考委員の印象と同じでミステリとして纏まっている割には新鮮な感じ(私も年かなぁ?)がしました。誰も指摘していませんでしたが、実はチャップリン(殺人狂時代、ライムライト)のオマージュ作品なのではと思いました。いずれにしても才能はありそうなので、次回作にも期待しています。選考委員の選評も面白かったです。

2016/09/13

青乃108号

佐藤究。【テスカトリポカ】の著者だけに読ませる筆力は確かに凄い。殺人場面はまさにそれを目の当たりにしているかの様な迫力で迫ってくる。しかしながら全体としてみれば【良くわからない】。この本の言わんとしている事がわからない。わかる人にとっては優れた良書なのだろうが、残念ながらどこが良いのかわからない。読解力不足だろうか。まだまだ本を読む量が足りないのだろうか。だとしたらあとどのくらい読めばわかるようになるのだろうか。今後どれだけ本を読み込んだとしても再びこの本を読みたいとは思わないだろうけれど。

2023/02/02

つるちゃん0719

江戸川乱歩賞受賞作品ということもあり購入、なんと家族全員が猟奇殺人鬼で各々のスタイルでの殺戮は容赦なく残酷。ある日、兄が惨く殺され、母も行方不明に。高校生の亜李亜は兄殺しの犯人を追い求め、家族のルーツを探ると謎だらけ、 前半はどんなグロテスクな話になるかと思ったが、国家的な隠蔽された組織が現れたり…。全く先の読めないこの話に翻弄されながらも引き込まれる。ラストは切なさと哀しさが漂っていた。 また、選考委員の有栖川さんと今野さんは絶賛され、辻村さんはじめ池井戸さん、湊さんの意見も興味深かった。

2017/08/16

stobe1904

【江戸川乱歩賞受賞作】両親、兄弟ともシリアルキラーの一家で育った女子高生の亜李亜だが、自宅で殺害されていた兄を見つけた途端、これまでの自分自身のアイデンティティに疑念をいだき始める…。ミステリというよりクライムノベルのような建て付けだが、まさかこのような大風呂敷を広げた展開になるとは想像できなかった。構想の壮大さ、大きなヒネリ、異形ぶりに感嘆しつつ、夢中で読みふけった作品だった。★★★★★

2022/08/21

ナイスネイチャ

図書館本。四人家族全員が猟奇的殺人者という設定。途中までぐいぐい引き込まれましたが、国家組織が出てきてちょっと冷めたかな?もっとぶっ飛んで欲しかった個人的には。途中色々ネットで調べて展開どうなる!?って言うぐらい面白かったです。

2017/02/11

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