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紙の城

紙の城

紙の城

作家
本城雅人
出版社
講談社
発売日
2016-10-26
ISBN
9784062203302
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紙の城 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

新聞社の買収がテーマ。楽しめましたが、ITよりも紙の新聞が優れているという風には思えないのですが・・・。

2017/12/20

ゆみねこ

IT企業による新聞社買収。乗っ取りを阻止しようと10日間の猶予期間に戦いを挑んだ記者たち。若者が新聞を読まなくなってきた今の時代、ネット配信は便利で早いけれども、私はやっぱり紙が好きだと再認識した1冊です。

2016/11/13

ナミのママ

気がつくと著者の本はかなり読んでいる、そしてどれも読み応えがあり飽きません。今回は新聞社がIT企業から買収宣告されたところから始まるストーリー。前作『ミッドナイト・ジャーナル』での新聞社の様子、熱い記者を思いだし、今回もハラハラしながらXデーまでを追いました。紙の新聞の役割を主軸に、ネットでのニュースの速報性、テレビとの絡み。なるほど、あまり深く考えていませんでした。・・個人的にはネットニュースはスピードと見出しだけ、やはり紙で読みたい、そしてテレビこそスマホのKHK番組サイトしか見ませんけど。

2016/11/30

ちょき

IT企業による新聞社買収。ありそうで起こらないこの問題に正面から取り組んだ小説。広告収入による新聞無料化、優遇税制からの脱却、横書きの新聞、世界進出、ハンディターミナルの販売店戦略とかなり勉強している。ジャーナリズムを追求していく安芸と、買収側の権藤それぞれにプロフェッショナルな男気を見た。私もこの業界に身を置くものとして、デジタル戦略をどうやって展開していくかにはいつも頭を悩ませている。日本には山のように新聞社やテレビ局があり、社会性か利益性かを我々も考える時期はとうに過ぎている。一石を投じた作品。

2016/12/08

Taka

本城さん2作目、今回も新聞社にまつわる話。過去にあったメデイアの買収騒動辺りが想起される内容かな。主人公は正義感の強い職業使命に燃える会社にいたら理想の上司的な人物。先が気になって1日で一気読みしました。

2019/02/17

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