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コンテクスト・オブ・ザ・デッド

コンテクスト・オブ・ザ・デッド

コンテクスト・オブ・ザ・デッド

作家
羽田圭介
出版社
講談社
発売日
2016-11-15
ISBN
9784062203340
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コンテクスト・オブ・ザ・デッド / 感想・レビュー

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starbro

羽田圭介、芥川賞受賞作に続いて2作目です。表紙、プロローグから期待して読んだんですが、純文学ともエンタティメントともどっちつかずの内容となっています。ゾンビとは、売れずに生きる屍となった数多の作家や挫折した作家志望者達のメタファでしょうか?作家K(圭介)は著者だと思いますが、数年後に著書が書店から消えないことを願っています(笑)

2016/12/14

ナイスネイチャ

図書館本。ゾンビブームにあやかって現代社会を皮肉ってました。死んでる様に生きてるゾンビになぞえて作家K(羽田さん本人?)など小説家で食べていけない現状も発信してました。ただ終盤になるにつれ話が理解しにくくなってきた感。(私の読解力がないのが要因ですが)

2017/01/21

優希

面白かったです。日本人に対する皮肉をゾンビという存在で描き出しているような気がしました。世間に流されて生きることを良しとするあり方は、生きているようで死んでいるようでもある。そこにゾンビを投げかけることで警鐘を鳴らしているのでしょう。生きることは考えることであり、考えることをやめてしまえば、人は誰でもゾンビのような存在になってしまうように感じました。今批判したい全てが詰め込まれている作品。エンタメ傾向が見られるので、直木賞作家が書いたように錯覚してしまいますが、芥川賞受賞後の第1作なんですよね。

2016/11/30

りょうこ

ジャケ買いしちゃいました!羽田さんの作品は4冊目かな?ページ数の割には場面展開が多いので次々と読めて後半は一気読み。ゾンビに噛まれるとどうなるか?は確かに...自分も知っていた!なのかもしれない。全体的には今の出版界を羽田さん風に皮肉ってるようなテイストですね。頑張れ出版界!そして面白い本をたくさん読ませてください(笑)

2017/04/09

テクパパザンビア

面白かった。昔はゾンビ物の映画もあまり好きやなかったけどこの頃は面白味がわかってきた。自分がだんだんゾンビみたいになって来たからかなぁ〜。

2017/04/23

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