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決戦!新選組

決戦!新選組 / 感想・レビュー

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starbro

決戦!シリーズ、2作目です。新選組をテーマにした作品は楽しめます。オススメは、珍しく芹沢鴨を肯定的に描いた葉室麟の『鬼火』と土方歳三の最期を捉えた木下昌輝の『慈母のごとく』です。新選組の滅びの美学は、日本人の琴線に触れるんでしょうね。

2017/07/10

Aya Murakami

小松エメルさんの鬼の嫁取りの帯に紹介されていたので図書館で借りて読み終わりました。 葉室麟さん流の沖田と芹沢の関係性は男の友情を通り越してBLにも通じそうなラストを迎えました。愛って美しいですね。 しかし別の作家さんの芹沢描写はかならずしも美しくなかったり…。同じ酒浸り芹沢でも書く人によって描写がガラっとかわるのですね。100人いれば100通りの新選組がある…。アンソロジーならではの楽しみです。

2018/09/10

ナイスネイチャ

図書館本。沖田総司、近藤勇、藤堂平助、永倉新八、斎藤一、土方歳三の短編集。やはりどれも剣豪が新型銃に敗けていくイメージ。斎藤一の話を詳しく知りたいなぁ。木下さんの土方歳三も良かった。

2017/07/17

hiro

六人の作家が、沖田総司、近藤勇、藤堂平助、永倉新八、斎藤一、土方歳三という新選組のメジャーな六人の目で、芹沢鴨の暗殺、池田屋事件、油小路事件、鳥羽・伏見の戦い、会津戦争、箱館戦争を通して、新選組の最初から最後まで描かれていて、新選組の本は色々読んでいるが、新鮮な感じをして大変面白く読めた。特に、生き残る斎藤一を描いた天野純希の「死にぞこないの剣」、土方歳三の最後を描いた木下昌輝の「慈母のごとく」、そして最近新選組の作品が多い小松エメルが藤堂平助を描いた「足りぬ月」が良かった。

2017/06/17

Die-Go

図書館本。六人の作家が、連作形式で新選組の興亡を描く。それぞれに描くべき人物にしっかりとスポットがあたってはいて、うまいなーとは思うものの、これと言って強烈な個性が発揮されているわけでもなく、ちょっと残念。まぁ安心して読めると言う点ではよいか。『総司の夢』を書いた小松エメルの「足りぬ月」での藤堂平助はその中では出色。★★★★☆

2017/12/18

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