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恋する熱気球

恋する熱気球

恋する熱気球

作家
梨屋アリエ
出版社
講談社
発売日
2017-08-02
ISBN
9784062206372
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恋する熱気球 / 感想・レビュー

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ツノ。

この作者さんが書く作品には中高生がよく登場しますが、今回の作品も思春期まっただ中の中学生が登場します。しかし、この作品には私たちが思春期と言われて思い浮かべるキラキラしたものが全くなく、悩み、妬み、嫉妬など黒いものが多く描かれてました。 ハッピーエンドで終わらないリアルさの好みは人それぞれあると思いますが私は結構好きです。

2018/07/25

信兵衛

あの頃への懐かしさと、愛おしさを感じる5篇の短篇集。 中学生たちに是非お薦めしたい一冊です。

2017/08/31

さく

思春期真っ只中の中学生たちの短編集。初めて読む作家さん。物語の途中までは普通の小説風なのに、突然ファンタジー要素が入ってくる。ある女の子は恋して体が熱くなって、そのまま熱気球のように空を飛んでしまう。ある女の子はバイオリンを川に投げ捨てたら、魔法少女になってしまう。変なのー!!

2022/09/08

toshi

中学生が主人公の短編集。 登場人物が重複したりしているけれど、それぞれの作品は独立している。 ちょっと変わった同級生の話だったりファンタジーだったりで、統一感が無いけれどどれも不思議な魅力が有ってこの作家は気になるリストに入れたくなった。

2017/09/16

つき

この本に登場する中学生たちは、それぞれ違う方法だけど、自分を護りながら毎日を過ごしている。現実は大変なことが多いけれど、「人を変えようと思うな。自分が変われ」という兄からのメッセージで、自分の人生をはっきりと自覚した柚乃子には、この世代ならではの輝きを感じた。

2017/11/19

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