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キッズファイヤー・ドットコム

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作家
海猫沢めろん
出版社
講談社
発売日
2017-07-26
ISBN
9784062206747
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キッズファイヤー・ドットコム / 感想・レビュー

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papako

おお!なんか感想難しい。最初の方は読んでいて楽しかった。カムイの自分突っ込みとか、行動とか。ただ、クラウドファンディングの辺りから、いろいろ考えさせられた。そっか資金を集めると見返りが必要なんだよな。ちょっとこわい見返りだった。そして後半、赤ちゃんが成長していた!そしてカムイは『チルドレンファースト』知事か。優先席が若者用って設定他で読んだな。うーん、全体として自己啓発本みたいでした。私としては、前半の雰囲気で全編読みたかったな。カムイ、まるでロボットヒーローみたいだ。千草さん、素敵だわ。

2018/09/11

harass

贔屓の作家の小説。カリスマホストの主人公が突然子供を育てることに。店に子供も連れて行くのだが…… 子育て奮闘記かという予測から意外な方向に。アゲアゲ主人公のポジティブシンキングにめまいを感じる。これは同著者の「ニコニコ時給800円」などでおなじみの奇妙な人物たちで感心する。だだまあ正直物足りなさを感じてしまう。アイデアはいい。軽くて読みやすいのだが。

2018/05/03

さおり

ホストがクラウドファンディングで赤ちゃんを育てる話。後半は、その赤ちゃんが6歳になった2021年。設定とか展開とかつっこみはじめりゃきりがないのかもしれないけど、そもそもホストがこの世に存在するとは思えないくらい遠い存在な私からしたら、全部まとめてファンタジーなので、とても楽しめました。神威がね、細かい描写があるわけじゃないんだけどもうどう考えてもイケメン。その人柄も好み。っていうか、イケメンな時点でもう好き。KJも、この育ちでよくぞと言いたくなるいい子。海猫沢めろんさん、いいじゃない。イケメンやし。

2018/09/10

はじめさん

歌舞伎町ホストクラブ店長の自宅前に置かれたベビーカー。身に覚えはないが、放ってもおけない、が金も潤沢なわけではない。ホストを辞めIT長者になったかつての同僚に相談し「クラウド・ファンディング」で養育費を賄うことに。24時間webで見守り、命名権や進路決定権がリターン報酬。人権侵害だとネット炎上させて耳目を集める。発展途上国の不幸な子どもに寄付するなら、自国の子にも! プロジェクト発足の0歳を描き、その後の社会変容、僕の人生は出資者の所有物と達観した6歳児を取材する小学生動画配信者。唯一自由になるのは…。

2017/08/27

霜月

愛について私たちは知っているようで何も知らないのかもしれない。自分を犠牲にすることが愛なのか?でも犠牲という言葉を使う時点でそれは愛ではなくなる気がする。愛と言ってしまえばなんでも許されるというのは思い込みだと知らなければいけない。愛なんかよりもっと自由だと言い切った神威の言葉こそが真実だと感じた。私はもうKJや真少年のように子供ではないけれど正しいことばかりできるわけじゃない。でも多くの間違いに出会っても希望を見つけることができると思うとときめくし、もっともっと彼らを見守っていたいと思った。

2017/12/04

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