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紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官

作家
川瀬七緒
出版社
講談社
発売日
2018-04-26
ISBN
9784062210218
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紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官 / 感想・レビュー

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nobby

シリーズ6作目。今回は何よりハエとウジに変わって〇〇〇虫が大活躍!遺体無き現場に残されていた3本の小指、微妙に喰われ方の違う一つが気になる赤堀先生の見立てやいかに!?どちらかと言うとムシ達よりも、捜査本部に軽視される法医昆虫学・犯罪心理学チームの葛藤に主点がおかれる前半は少し異質。捜査途中、偶然呼び起こされる赤堀先生の過去はなかなか重い。何とも事象が繋がらずイライラする中、主役が突然痛々しく登場してからの急展開はさすが!最後やっと明らかになる真相は、想像を絶する胸糞悪さと嫌悪な人物ばかりで驚愕するばかり…

2018/06/25

utinopoti27

家中に残されたおびただしい血痕、畳に転がる3人分の小指、ここでいったい何が起きたのか、そして老夫婦はどこに消えたのか・・。法医昆虫学捜査官・赤堀涼子シリーズ第5弾は、プロファイラーを新たに加え、猟奇事件の謎に挑むという筋立てだ。お馴染み岩楯刑事との息の合った絡みのほか、今回は、父親との確執に苦しむ赤堀の過去も明かされる。いくら事件解決に貢献しても、捜査陣からは相変わらず色モノとしか評価されない法医昆虫学。それでもめげずに頑張る天然キャラ赤堀の活躍を、今後も見守っていきたい。息長く続いてほしいシリーズだ。

2021/03/13

ケンケン

(562冊目)待ちに待った新作、今回も一気に読了。 赤堀 先生の過去・新たな一面、新しい職場&同僚の面々、食品に含まれる動物由来の成分知識、依存に関する知識といった要素もあり、飽きさせない構成で益々このシリーズのファンになりました。 バラバラだったピースが嵌まり合い、人の業が引きつけ合った真相への怒涛の展開は、読み応え十分。 相棒のワニさん、やっぱいいキャラしてる♪ 

2018/05/07

yu

Kindleにて読了。今回もタイトルがうまいですなぁ。赤堀さんの過去が垣間見えた今作。人間、生きていればそれなりに色々あるもんだよねぇ。

2019/09/03

とろとろ

このシリ−ズ6冊目。やっと追いついたので読んだ本の感想を載せることにする(^o^)。またも殺されそうになった赤堀。昆虫学者のくせにいつもこんな状況に陥る結構ハードボイルドな話ばかりだが、今回はやけど虫程度で済んでよかったなぁ。実写版で映画とかドラマ仕立てにすると誰が適役かしらとか考えるけど、こんなにハードなら、警視庁生き物係の橋本環奈は無いな。途中、ウジ虫と切断された指の話ばかりでちょっと辟易させられたが、ビーバーの肛門の近くの分泌腺の物質とか、カイコのフンとかの食品添加物のウンチクとはとても面白かった。

2018/08/31

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