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文学2018

文学2018

文学2018

作家
日本文藝家協会
青山七恵
金原ひとみ
柴崎友香
高橋弘希
沼田 真佑
星野智幸
町田康
綿矢りさ
出版社
講談社
発売日
2018-04-22
ISBN
9784062210232
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文学2018 / 感想・レビュー

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nozomu

2017年に文芸誌に掲載された作家17名の短編集。綿矢りさ「意識のリボン」小山田浩子「蟹」山尾悠子「親水性について」は既読。柴崎友香「公園へ行かないか?火曜日に」は日本の地域の歴史や建物を描く事の多い作者の米国体験記が新鮮。星野智幸「世界大角力共和国杯」はフィクションながらも現相撲界に問題提起する様な佳作。青山七恵「帰郷」阿部千絵「散歩」では30代女性の日常と所在のなさが絶妙に描かれる。津村記久子「サキの忘れ物」は存在理由を見出だせない18歳女子のささやかな出会いが将来に繋がる温かい作品。力作揃いの一冊。

2018/10/27

Megumi Hirayama

津村記久子さんの短編「サキの忘れ物」のために図書館で。津村さん、すごくじんわりした。親を含む他人からないがしろにされてきた主人公が、ある人とのふれ合いから知的好奇心をもち、社会とも繋がって立ち直っていく。切なさと、希望で暖かい気持ちになった。他の作家さんも少し読んだが、初読みの方は慣れない文体でかなり読み進むのがムツカシイ、ということもあり、知ってる方ばかり読んで終わった。初読みの中では、青来有一「沈黙のなかの沈黙」で考察されている隠れキリシタンの件、面白かった。参考文献を読んでみたい。

2018/06/17

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