いちど尾行をしてみたかった (講談社文庫 ま 33-1)
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いちど尾行をしてみたかった (講談社文庫 ま 33-1) / 感想・レビュー
ぺーいち
渋谷、赤坂、池袋。町なかで見ず知らずの人を尾行してみるというギリギリ企画。背徳の空気に惹かれて手に取ってはみたものの、対象者を馬鹿にしたような書きぶりに、ただただ不快感。これは読まなくていいなあ。
2011/07/14
まー
★★☆☆☆普通のサラリーマンから、金髪美女などいろんな気になる人を尾行した話。あまり面白い感じではなく、やや不快な部分も。表現方法なのだろうか。あとがきで、この本を読んだ人からストーカー扱いを受けるインタビューが多いと嘆いていたが、そりゃそうだという感じ。
2018/12/07
西澤 隆
1992年に書かれた「街の誰かに目を付けずっとついていく」ルポ。新鮮な驚きとして「イエローキャブ」のことが書かれていたり(家田壮子の同名小説は1993年)まだ池袋に「すなっくらんど」があったり。90年代のGiRL POPを今聴いても電話をめぐる物語くらいしか違和感は感じないけれど、文章での90年代は時代の変化を強く強く感じる。当時ならこの文章は報知新聞に連載できただろうけれど、今ならもっと黒い雑誌向けの手触り。読んでいてなんとなく嫌悪感を持ってしまうのはバックボーンに「嗤う」感じがあるからなんだろうなあ。
2015/12/26
小梅
読んだのはだいぶ昔です。 この本を読んでから、人が突然Uターンして逆に歩き出す事が意外と多いって気付きました(笑)
サロー
作者が一般人を勝手に尾行しつつ、勝手に蔑視した内容が書かれた胸糞本。
2018/12/13
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