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江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫)

江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫)

江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫)

作家
戸川 昌子
佐賀潜
日本推理作家協会
出版社
講談社
発売日
1998-09-14
ISBN
9784062638784
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江戸川乱歩賞全集(4)大いなる幻影 華やかな死体 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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那由多

佐賀潜『華やかな死体』はやや魅力不足。戸川昌子『大いなる幻影』は同潤会の大塚女子アパートをモデルにし、老女一人一人が抱える濃厚なドラマが加味された「奇妙な味」が効いていてミステリにとどまらない妙味があった。他の戸川作品も読んでみたい。

2020/10/20

みっちゃん

「大いなる幻影」複雑だが巧みな構成でぐいぐい引き込まれた。1962年の乱歩賞受賞、ということは、50年以上前の作品。過去の栄光のみを楽しみとするような老嬢達が住む女子アパート、150室の鍵を開けられるマスターキーを巡る物語。今では考えられないような設定だが、戦後の香りを色濃く残した昭和30年代ならありかな。とても読み応えのある作品だった。

2015/11/24

ラブミーテンダー

大いなる幻影はよかった。文体も古臭くなく読みやすい。内容は古いけど。サスペンスとしては、有名なあのドラマを思い出すつくり。華やかな死体はどうなんでしょ。惰性で読んだけど、今の乱歩賞なら候補にも選ばれないのでは。

2013/07/30

ばかぼんまま

戸川昌子の大いなる幻影、すばらしいです。なーんか、ミモーマモーのイメージが付きまとうのは私だけ?また、読もうかな~。

通りすがりのブッカー

【大いなる幻影】意外な逸品。偶然で解決するのはいただけない。乱歩賞のなかでは、珍しい作かも。

2012/12/13

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