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ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)

ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)

ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)

作家
有栖川有栖
椎谷 健吾
出版社
講談社
発売日
1999-05-14
ISBN
9784062645713
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ブラジル蝶の謎 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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nobby

作家アリス6作目にして国名③は短編集。蝶に始まり蝶々で終わる、発表を迷ったという最終篇も結果的には適材適所の配置に繋がり安堵。何てったって「たまには山陰あたりに蟹を食いに行きたいな」から始まる冒頭は、どんだけ緩くて仲睦まじいのかと(笑)全体的にはニンマリ三昧だったロシアと比べると真面目に大人しめな作風と感じた。暗号・記号が大好物な自分は「妄想日記」のワクワクと拍子抜け両方から迎える絶妙な最後に拍手喝采!良くも悪くも印象残す「鍵」の正体…それまでの展開もろにぶっ飛ばす位のオチに苦笑だが、そこに愛はあるんか…

2019/10/10

ダイ@2019.11.2~一時休止

作家アリスその6&国名その3。短編集。鍵・蝶々がはばたくなんかがイイ。

2013/10/15

胆石の騒めき

(★★☆☆☆)短編集はどうしても、一発芸的なトリックとなってしまうことが多い。色々と突っ込みどころが…。「人喰いの滝」は島田荘司が関わっていたと知り、納得。ただ、島田荘司であれば「滝」の名称の由来について、もっと多くの頁を割いたと思う。最後の「蝶々がはばたく」については、1995年時点で作者は逡巡したみたいだけど、今後新たに「新装改訂版」が発刊され後書きを書くことになれば、さらに複雑な思いにかられるのではないだろうか?「妄想日記」の新作文字による暗号が解読できないことに後ろ髪を引かれつつ、次の本へと…。

2018/01/08

五右衛門

読了。火村、アリス短編集でした。久しぶりの作家さんでしたがサクサク読めました。やっぱり長編のほうが私の好みです。でも楽しめました。好きなのは最初の表題作と最後の蝶々がはばたくでした。真相を暴いていく件が良いですよね~次は長編作品を腰を据えて読みにかかります。

2018/09/29

おか

作家アリスシリーズ第6弾 国名シリーズ第3弾。「ブラジル蝶の謎」「妄想日記」「彼女か彼か」「鍵」「人喰いの滝」「蝶々がはばたく」の6編を収録。作家曰く 蝶で始まり 蝶で終わらしたかった との事。私は 最後の「蝶々がはばたく」が好きかな^_^ いつもながら 火村とアリスの会話が楽しかった。アリスは火村に付いて歩いて 色んな事件の解決を見ているが それを推理小説として書いているわけでも無さそう、、、一体 どんな推理小説を書いているのだろう^_^旅館に缶詰になる程 売れっ子らしいが、、、笑

2017/09/28

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