KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

涙はふくな、凍るまで (講談社文庫)

涙はふくな、凍るまで (講談社文庫)

涙はふくな、凍るまで (講談社文庫)

作家
大沢在昌
香山二三郎
出版社
講談社
発売日
2001-10-16
ISBN
9784062648875
amazonで購入する

涙はふくな、凍るまで (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

マドロス

読み始めてから『走らなあかん〜』の続編とわかる。あの疾走感がまた楽しめるかと思いきや、北海道とロシアの組み合わせは、それほどの疾走感はないものの、相変わらずどんどん読み進めてしまう展開。面白かった。

2017/04/25

Nyah

「走らなあかん‥」で、ヤクザに追いつ追われつ大阪をひた走ったサカタが、何故か今回は凍てつく北海道を小樽→稚内を走り回ります。サカタ、美女に惑わされて簡単に巻き込まれるなよと突っ込みながら。いやあ、面白かった。まだ続きあるようなので、読みたいです。

2021/01/02

背番号10@せばてん。

2003年3月27日読了。坂田勇吉シリーズ第2弾。あらすじは忘却の彼方。

2003/03/27

そうにゃん

【長期積読本15】2001年11月購入。普通のサラリーマンが出張先の北海道でマフィアの抗争に巻き込まれる話。小樽から札幌、そして稚内にたどり着きひとまずの目的を達成するまで全体の半分近くページが割かれ、背景がなぞのまま進んでいく。ソ連崩壊後の90年代ロシアとその中にあるもう一つの国であるマフィアについて語られる。素材は面白いので、もっと主人公に冒険させてもよかったのではと思う。同じタイトルで2024年版を、金カムのような冒険譚を、書いてほしい。

2024/03/31

ねこまんま

今回は北海道でロシアンマフィアと戦います。人に親切にすることは大事なことだけど、そのために命狙われたんじゃ、割に合わん。そんな風潮の今の世の中で、またもや親切心と正義感で、彼はどえらい目にあいます。気弱でのんびりと平和な性格の主人公は、今回も土壇場になってド根性を見せつけてくれます。このギャップがとてもカッコ良い。こういう巻き込まれ型のお話はオチが大体分かるだけに、構成やアクション、緊迫した心理状態なんかに引き込まれないとおもしろさ半減してしまうんですが、さすがは大沢先生ですな。 楽しませてもらいました。

2014/05/01

感想・レビューをもっと見る