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クレーの天使

クレーの天使

クレーの天使

作家
パウル・クレー
谷川俊太郎
出版社
講談社
発売日
2000-10-11
ISBN
9784062663694
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クレーの天使 / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

シンプルな線で描かれたクレーの天使。天上で優雅に暮らしているのではなく、地上に落ちてきたようにもみえる彼らの姿はとても人間的だ。すすり泣く者、おませな者、跪く者、用心深い者、忘れっぽい者(一番好き♪)、どうかしてしまった者(笑)、そして希望に満ちている者……。前作『クレーの絵本』に収められている詩は、自分がクレーに抱いていたイメージを変える重さと諦念を感じさせるものが多かった。それに対して天使をモチーフにした詩は、哀しみと健気さとささやかな希望を感じる。それが『生きる』ということなのではないだろうか。

2016/05/14

masa@レビューお休み中

泣いてる天使、醜い天使、忘れっぽい天使…。天使とは美しく完成された存在に違いないと、ずっと思い込んでいた。それは、僕の思い込みにすぎないのかもしれない。実は、天使も悲しくなったり、醜い感情に囚われたり、お間抜けに忘れ物をしたりするのかもしれない。幼稚ともとれるクレーのシンプルな天使たちが谷川俊太郎の詩にかたどられる。不思議と、その言葉たちが天使たちのつぶやきのように見えるのだから…。案外、僕らの周りにはこんな天使たちがたくさんいるのかもしれない。

2017/05/24

keroppi

クレーの絵に谷川俊太郎が詩を添える。悲しみ悩む天使の姿。なんと人間的な天使たち。ふと、石森章太郎の「二級天使」を思い出していた。

2019/01/26

けんとまん1007

どう表現すればいいのだろう?適当な言葉がみつからない。クレーの絵は、見るたびに、訴えかけてくるものが違う。谷川俊太郎さんの詩もそんなところがある。その時の、自分の心の在り様が映し出されるのかもしれない。

2020/10/13

寛生

【図書館】旧約聖書の天使が37番目。友人である旧約の学者が教えてくれたのだが、旧約の神は人間たちにとって理解不可能だったので、その間のコミュニケーションをとりもち、神のメッセージを人間に理解してもらう役目が、天使(「主の使い」と日本語の聖書には訳されているとおもうがー)であると。昨年は韓国のセオル号の沈没から、イスラエルのパレスチナへの容赦ない爆撃、夏には米国で白人警官から無防備の黒人青年への射殺事件等、《ことば》が届かない悲劇が頻発。今年、少しでもことばが人間同士で響くように願いを込めて、読み初め。

2015/01/03

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