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ザ・ジョーカー (講談社文庫)

ザ・ジョーカー (講談社文庫)

ザ・ジョーカー (講談社文庫)

作家
大沢在昌
新保博久
出版社
講談社
発売日
2005-09-15
ISBN
9784062751780
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ザ・ジョーカー (講談社文庫) / 感想・レビュー

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TATA

また通勤鞄に本を入れ忘れて、再度職場文庫から拝借。自分では選ばない本なのでかえって新鮮。大沢さんの短編集。「新宿鮫」読んだのってもう20年ほど前のことだ。久しぶりにゴリゴリのハードボイルドものを一読した。やっぱりこの手の作品は登場人物の会話シーンが大事だよなあと感じ入る。他の人も書いてますがもう少し長編でどっぷりとこの世界観に浸りたかったと心底思います。

2021/10/04

Carlos

大沢さん、短編の方が読みやすい時もある。

2024/03/03

ヨーコ・オクダ

着手金100万円を持って六本木のとあるバーへやってくる依頼人たち。彼らの抱える問題を解決するのがジョーカーと呼ばれる男。その彼の仕事っぷり、巻き込まれっぷりを描いたストーリー6本収録。大沢センセやから当然面白く読めた…んやけど、実は発言主が一瞬分からなくなったり、事件の背景?からくり??に関してもういっぺん読み直さざるをえない部分があったりして…。うちの読解力のなさのせいか(^^;;いちばん印象深かったエピソードはラストの「ジョーカーの伝説」。彼のウエットな部分もドライな部分も両方味わえる感じ。

2019/07/14

てつ

「面白い作品は冒頭が魅力的」「つかみが面白くない作品はいつまでたっても面白くない」が持論。まさに本作が悪い方で合致。6編の短編集からなるため、次は面白いだろう、もう面白くなるだろうと、読み進めて、結局、もりあがりなく終了。う~ん、残念。

2014/05/30

えみ

着手金は百万円。どんな問題でも解決してくれるというが殺しは請け負わない。手段は選ばないが殺しはしない…やむを得ない場合を除いて。そんな危険な万稼業を生業としている男・ジョーカー。これぞハードボイルド、冷徹非常な現実が情感抜きで描かれている。連作ながらも短編である故に、内容が薄くなりがちでは?と思っていたがその考えは見事粉砕された。逆に血の滾る展開に前のめりになる。金や女の色香に踊らされないその不屈さに、他者を信じ切らない強靭な精神。さすがジョーカー、名前負けしない矜持が備わっている。今後の活躍も楽しみ。

2019/08/20

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