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河童の手のうち幕の内 (講談社文庫)

河童の手のうち幕の内 (講談社文庫)

河童の手のうち幕の内 (講談社文庫)

作家
妹尾河童
出版社
講談社
発売日
2006-02-16
ISBN
9784062753227
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河童の手のうち幕の内 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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N

面白い。妹尾河童の旅行記とエッセイ。旅行記ひとつでも綿密な下調べと稚気に富んだ独自の解釈がポンポンと出てきて非常に心地よい。文章も上手いし、とても人柄がいいのだろう。妹尾河童は子どもの頃に少年Hを面白く読んだきりになっていたけれど、読みたい本が増えた。

2016/07/09

ハカセ

書かれている内容は非常に多岐にわたる。結婚生活のことや名前の由来、旅行記、日常生活で気になったこと(所感?)等。それらに関する著者の考えも一見気楽なようだが、「よく勉強しているだな」という知識の裏づけを感じさせる。というか、この人の場合勉強というか「気になって調べていたらいつんまにか詳しくなった」といった途方もない「こだわり気質」のほうをまず第一に感じる。でも、本当に気楽な雰囲気漂っていて良い意味で力を抜いて読める。

2011/10/22

chiy+

同僚が貸してくれた本の1冊目。河童さんの興味の範囲が多岐にわたることが伝わってくる。「河童の名前の由来」もよく分かった。また、こだわりの強い人の周りには同じような人が集まるんだなとおもしろかったのが、「河童の蠟人形顛末記」。河童に似せるためにしわを克明に彫ったり、毛髪の一本一本の生える向きまで観察して植毛したりと「気の遠くなる凝り屋の仕事」そのものだった。

2011/09/03

風祭

面白かった!藤原義江さんの話と蝋人形の話が残った

2014/10/11

sachi716

ひとつずつ丁寧に作られたおかずが詰まった、良質な幕の内弁当を食べているような気持ちになる本。 一見脈絡のないトピックが並んでいるが、河童節と丁寧なリサーチに裏打ちされたコラムが並ぶ。 結構なボリュームだが「ああ美味しかった!」と嬉しくなる。

2014/06/01

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