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新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

作家
宮尾登美子
出版社
講談社
発売日
2007-03-15
ISBN
9784062756846
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新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) / 感想・レビュー

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takaC

ここまでは大河の『西郷どん』では過去の時代でまだ家定も斉彬も存命のまま(家定はだいぶ瀕死だが)下巻へ続く。『西郷どん』とは細部と言わず色んなところで随分と違うので下巻を読むのはしばらく先延ばししておこうかな。

2018/05/17

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

2008年度の大河ドラマの原作でした。 薩摩島津家の分家に生れながら、聡明さゆえに藩主斉彬の養女となり、斉彬の秘命を帯びて十三代将軍家定の正室となった篤姫の生涯。おそらく江戸中期に生まれていれば、このような激動の生涯を送ることなく大奥で静かに暮らしたに違いない。女性の視線から描いた幕末というのは当時あまり読んだことが無く。視点が新鮮でなかなか面白かった。★★★★

Rin

[借本]こちらも職場の上司から。ドラマも見ていなかったため、篤姫に関する知識は全くと言っていいほどなかった私。それでも彼女の翻弄される人生に見入ってしまう。武家の姫から一気に地位が上がる彼女。そして、篤姫に関わる人たちとまっすぐに向き合い、悲しみや憤りに喜び。様々な感情を見せてくれた。たくさんの事を学び、理不尽な目にあっても折れることなく、より強くなる。強くなっても他者を労わる優しさは無くさない。そんな篤姫の成長を追いかけていきつつ歴史を学ぶこともできた。このまま下巻にいきたいと思います。

2019/02/25

molysk

島津の分家に生まれた篤姫は、どのようにして将軍御台所として大奥を統べ、支え、そしてその幕を引く役割を担うようになったのか。勝ち気で男勝り、学問を愛する姫に、名君斉彬は目を留め、篤姫を養女として、十三代将軍家定への輿入れを目指す。生家と故郷を離れ、江戸城へと登る篤姫に、斉彬が伝えた密命。病弱な夫を支え、心を通じ合わせながら、養父から課せられた使命と、徳川の御台所として使命とのはざまで、篤姫が選んだ自らの果たすべき役割は。生家の乳母が遺した言葉を胸に抱き、篤姫は自分の道を引き返すことなく、一歩一歩進んでいく。

2021/08/15

あつひめ

大河ドラマの篤姫が大好きで手に取った。ドラマでは細かな人間模様なども描かれていたけれど、こちらは篤姫を中心に時代の流れを緩やかに描いている。幾島のイメージも全く違ってこれは他にも読んでみないと篤姫について理解できないかもと思った。ただ、篤姫の聡明さ、また心に真っ直ぐな芯が通っているのは理解できたので求められるべくこの世に生を受けた人なのかもしれない・・・と思った。こんなすごい方と同じ名前で・・・改めて自分の名前をありがたく感じた。

2012/10/04

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