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ガール (講談社文庫)

ガール (講談社文庫)

ガール (講談社文庫)

作家
奥田英朗
出版社
講談社
発売日
2009-01-15
ISBN
9784062762434
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ガール (講談社文庫) / 感想・レビュー

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男性が読めば女性に対する見方が変わると思うし、女性が読めば元気が出る作品だと思います。 私もこの主人公と同じ年代まで、もうちょっとです(汗

青葉麒麟

映画版を先に観たせいか、読んでいる最中、脳内でキャストがグルグル回っていた。男性作家なのに何故に此処まで妙齢の女性の気持ちが判るのかが不思議。「ひと回り」の容子が可愛かった。吉瀬美智子ははまり役だったな。

2013/08/19

きさらぎ

「生涯一ガール」かぁ。肩肘張らずにゆるゆる~っとさらさら~っと生きていきたいと思っているけれど、納得することばかりだった。スポーツ選手はみんな年下になり、誘われる機会が減り、結婚かマンション購入かの選択で悩み、若さに嫉妬し、怒ればヒステリーを起こしたと言われ、男には女だというだけで軽く見られる。あー世の中生きづらくなってきたなぁなんて嘆いてみても何も変わらない。もっと若さを行使しておくんだった。「男は心のどこかで、女のか弱さを求めている。強い女なんて好きじゃないのだ」やっぱり本音はそうなんだろうなぁ。

2017/09/12

hit4papa

30代キャリアウーマン(死語?)が主役の短編集です。いずれの作品も、大企業に勤め、仕事的に認められ始めている女性たちのちょっとしたつまずきが描かれています。女性目線からの語り口なのですが、男性読者にももどかしさや悔しさが共感できてしまのではないでしょうか。女性がどのようにとらえるかは別として、そのあたりは、奥田英朗さんの上手さ。読後感はあっけらかんとした清々しさに溢れているので、明日への活力源にぴったりの作品集です。

ミカママ

なんなの、なんなの、奥田さん?!これほんとに男性が書いたものなんでしょうか?(笑)女の気持ちや手練手管が、ここまでわかっちゃうもんなんですかね?どの作品にも少しずつ共感できちゃって。なぜならどれもが、私自身通ってきた道だから。一番共感できたのは、「「生涯一ガール、Girls just wanna have fun!」はい、灰になるまで(またこれか?w)、女子であることに感謝し、女子であることを楽しみたいと思ってます。(決意)

2015/02/05

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