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1/2の騎士 (講談社文庫)

1/2の騎士 (講談社文庫)

1/2の騎士 (講談社文庫)

作家
初野晴
出版社
講談社
発売日
2010-01-15
ISBN
9784062765657
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1/2の騎士 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

読み初めでは学園モノと思いきや4人の犯人がみんなダークでチョット重い。そんな中、後日談がなんかイイ感じで救われる。

2015/10/12

ちはや@灯れ松明の火

触れることもできないけど、隙間を埋めるように支えあっていける。文武両道かつ百合嗜好の女子高生と博識非力な女装の美少年幽霊、ふたりを結ぶ異端の共通項。中学生を誘う四色の猿が街に蠢く不穏を告げる。大切な半身を奪い、平穏な暮らしを壊し、生命までも損なおうとする異常犯罪者たちから街を守る、ふたりでひとりの青い騎士。傷つく身を顧みない姿に互いに痛みを覚え、限りある時間を泣き笑いや喧嘩と和解で満たした一年間。春の野を白く彩るハルジオンは空へ面を上げて、手を伸ばし広げる。ふたりの新たな物語を詠うように風に揺れながら。

2016/07/01

ひめありす@灯れ松明の火

優しい心も、明晰な頭脳も、甘い声も、凛々しい勇気も、全て持っているサファイア。だけど体が無い。記憶がない。円にしか見えない。おまけに男の子だけど女の子。だから半分だけ。1/2の騎士。私だって1/2の騎士。私も君を守る。頭脳はないけど、体と友達がある。君と二人で一人前の、この街を守る騎士なんだ。二人が挑む街を騒がす怪奇事件。芥子、緑の薔薇、ラフレシア。花弁の奥に潜む毒と棘。其れに負けじと咲いた花。道端に吹き零れる様に咲いた空向きの花を抱えて歩く、背の高いあなたに。追憶の愛を元に、もう一度あなたに会いに行く。

2013/09/11

もち

「ぼくたちはきっとうまくやれる。ぼくなら、君を守る本物の騎士になれる」◆社会の『少数派』に属するマドカが出会ったのは、最弱の騎士・サファイア。彼女らが住む街に、異常連続犯罪者たちが魔の手を広げた。不完全な二人は、智力を以て戦い続ける。二度と戻らない、煌めき煤ける青い春の中で――■設定はファンタジーだが、描かれる事件には社会問題を深く抉り取ったものも。眩しい日常、意外なトリック、心に澱を残す真相。多くの想いが胸をよぎる大傑作。分厚さに気圧されず、手に取ってみて欲しい。

2014/11/20

アイゼナハ@灯れ松明の火

彼女らを見よ。あれこそは真の騎士。弱きを助け、異常犯罪者たちの企てを挫く。試みに彼女らに倒されし異常者の名を掲げん。ドッグキラー、インベイジョン、ラフレシア、そしてグレイマン…。彼女らは自らの身を危険に曝すも、周囲の小さな力に勇気を与え、つなぎ合わせて現実を、ほんの少しだけより良きものに変えていく。彼の人は既にこの街を去るも、我ら永く記憶に留めん。女子高生と女装好きの幽霊、2人で1人の真の騎士の勲を。

2010/06/16

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