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アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)

アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)

アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)

作家
松谷みよ子
出版社
講談社
発売日
2012-01-17
ISBN
9784062771580
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アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

美しい酒井駒子さんの表紙のイラストに惹かれて読み始めた本だったが、ぐんぐん引き込まれて、(これまで読んだ日本の小説の中で一番好きだ!)と心の中で叫びながら読んだ。小さな子供向けの本なので、日本の小説の中で一番好きだと言うのは恥ずかしいのだが、好きなのだからしようがない。どんな命も平等で尊いことを表現しているから好きなのだと思う。私の大好きな詩人まどさんの世界と通じるものがある。アカネちゃんの涙の海で火傷をした地球が癒される場面は、これまで読んだ小説の中で最も美しいと感じた。

2015/09/06

優希

これは読んだことがないと思います。おそらく初読み。こうして見てくるとモモちゃんとアカネちゃんも大きくなったなと。多くの出会いと別れがあって歩んできて成長してきたのですね。最後は悲しかったけれど、きっと乗り越えてこれからも前に進んでいくことでしょう。シリーズが終わるのも寂しいですが、これからのモモちゃんとアカネちゃんの物語を自分なりに描いていきたいですね。

2017/02/26

ひめありす@灯れ松明の火

とてもおおきなおおきな物語。わあーんと声を張り上げてぼろぼろ泣きたい様な、ふうっと深呼吸に涙を混ぜたい様な、そんな不思議な気持ちでこの物語の終わりを迎えました。モモちゃんとアカネちゃんの成長はまるで幼児期の連続写真みたい。それだけじゃなくて核やいじめや戦争の事。そして両親の離婚。あの時不思議に思った事。今なら分かる事。今だから分からなくなってしまった事。どれもぎゅっと胸に詰まって、何も言えなくなる。その気持ちは圧倒的な郷愁と、懐かしさと、そして沢山の寂しさで出来ていました。私の涙の海は、誰かを癒せるのかな

2015/07/02

わんこのしっぽ

「アカネちゃんとお客さんのパパ」1983年初版。「アカネちゃんの涙の海」1992年初版。前作までの作品からだいぶ時間が経っての初版だった為、今回初読み。本の感想と言うより、〇十年ぶりにシリーズの完結を読むことが出来てそれだけで感無量。一瞬にして、何回も繰り返し読んでいた時の感覚が蘇り、その当時夢中になった箇所を思い出したり、今の自分が読んで当時と違う印象を持ったり。このシリーズは私にとって宝物かな。また〇十年経って再読した時はどんな事を思うんだろう。

2013/06/27

seraphim

シリーズ最終巻。このお話はとても深い。離婚や死、原爆について触れているが、それがとてもわかりやすく描かれている。そしてなんといっても、猫のプーや、涙の海に泳ぐ子どものくじら、夏みかんの木などが話だしたりするのがとても好き。不思議なものごとが日常と地続きになっていて、なんのストレスもなくふわっと現れる。それらに触れると、固くなった気持ちがほぐれていくような気がする。何度でも読み返したくなるお話だった。

2014/05/01

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