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アイビー・ハウス (講談社文庫)

アイビー・ハウス (講談社文庫)

アイビー・ハウス (講談社文庫)

作家
原田ひ香
出版社
講談社
発売日
2013-03-15
ISBN
9784062774871
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アイビー・ハウス (講談社文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

う~ん、読んだタイミングが良くなかったのか、我ながら珍しく最初から最後まで見事なくらいしっくりこない作品でした。原田ひ香さん作品なので、過去作品を読む限り、割と作品の持つ雰囲気に入りやすく、人物たちにも馴染みやすい作風が大半なのですが、どうしたことか本作はページ数も200ちょっとと多くはないのに、まったくといっていいほど誰一人として感情移入ができませんでした。2組の夫婦が同居し、それぞれの悩みや葛藤をというような作品ですが、果たして誰が何を言いたいのか、考えがどんな方向なのか、最後まで「???」でした。

2016/03/06

なゆ

つたの絡まるアイビー・ハウス。友人同士の二組の夫婦が、二世帯住宅を購入しシェアして住む。この家をシェアすることで、仕事やお金にこだわらないのんびりした生活を送りたい、という共通の認識で。そうやって暮らし始めて5年、というところからこの話が始まるが、なんかもう、危うい危うい。一見、とても穏やかに生活を満喫しているような目黒家の夫婦でさえも、なにかヒヤッとしたものが漂うようで。生活の中の経済観念、いろんな夫婦のありかた、価値観の変化などなど、なんか読み始めたら止まらなくなってしまった。

2016/03/01

ゆみねこ

蔦の絡まる赤レンガの一軒家に二組の夫婦が住まう。三階には篠崎夫妻、二階には目黒夫妻。住居にかかるお金の心配をせずに幸せに暮らすと言う目的が五年の歳月と共に微妙なすれ違いを浮かび上がらせてゆく。きっかけになったのは若い女の訪問。家族であっても心は通じなくて歯がゆい思いをすることも多々、他人同士が四人、これは難しいだろうなと想像できました。

2015/02/17

いたろう

3階建てで、1階が共用スペースの2世帯住宅に住む、二組の夫婦。独身者がシェアハウスで共同生活を行うというのはよくある話。しかしそれは、人生の一時期の経験であって、いつかそこから「卒業」することが前提。結婚した夫婦が、終の棲家として購入してまで、他人である別の夫婦と同じ家に住むというのは新しい姿かもしれないが、夫婦間でさえ、考え方の違いが生じるものなのに、二組の夫婦が生活空間を共有する生活とはどのようなものだろうか。一風変わったシチュエーションから、普遍的なことを考えさせる、これもまた、ひ香さんらしい小説。

2017/10/17

きつねこ

一軒家をシェアする二組の友達夫婦。同じ価値観で生活を共にしていたはずなのに、夫婦の間も友達関係も、いつの間にかグサグサに崩れてしまってた。いい話っぽく読み始めたけど、さすがひ香さん。豚の角煮あたりから不安感でいっぱいになりました。二週間に一度交代でご飯に招き、たまに映画会をするくらいの緩い関係で居心地よさそうだったのに。小学生の『エロハウス』呼ばわりは笑った!ひ香さん、まだまだ追ってみよ。

2014/11/25

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