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魔法使いの弟子たち (下) (講談社文庫)

魔法使いの弟子たち (下) (講談社文庫)

魔法使いの弟子たち (下) (講談社文庫)

作家
井上夢人
出版社
講談社
発売日
2013-04-12
ISBN
9784062775601
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魔法使いの弟子たち (下) (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

本作は傑作と呼ぶべき一冊だ。上巻から続くその卓越した構成で描かれる物語はまさにSF小説としての真骨頂。下巻に入ってからのド派手なアクションシーンに加えて警察組織を巻き込みながら予測不可能な展開へと持っていくその筆力の凄さ。そして本質と呼べる〈未知なるウイルス〉への恐怖を最後にはしっかりと残す。「運命が存在するのかわからない 存在するのならばその歯車を止めるのは今なのだ」今の時世だからこそ心に刺さる言葉。改めて今のタイミングで読めて良かったと思う。

2021/03/14

nobby

まさに読むエンタメ作品に拍手喝采!ドラゴンウィルスの「後遺症」として得た特殊能力の不可解かつ無敵ぶりから強いられた思わぬ逃亡劇…そこでもコミカル作風は変わらず依然ワクワク展開を楽しめる。その一方で、ふと訪れる思わぬ動揺に翻弄されるうち「そうだ!すっかり忘れてた…」と感染の発端が何だったのか!?まで遡らせる具合が絶妙!そうなれば真相解明への見事な伏線回収は井上さんのお手の物♬少々駆け足で行き着くラストも、派手さも曖昧さも哀愁も程よく混ざっていい感じ。彼らに委ねられた人類の行く末が明るい未来であることを願う!

2020/06/26

chiru

『超能力vs警察』の対決で始まる後半🔫 設定が映画『カサンドラクロス』似ててびっくり😲 感染症=悪性肺炎。警察に都合の悪いこと=殺人で隠蔽💦…現在の脅威には程遠いけど絵空事じゃないのが怖い😱 そして脅威はグローバルレベルとなり利己的な人間模様が中心になっていく🏃‍♀️🏃 希望の星とされた彼らも含め、それぞれが背負うものを抱えて、 これまでとは違う物語を生きていく…『AKIRA』や『ジョジョ』みたいな仮想未来がよかった🤠 ラストはそうくる❔という人もいそう💦 完走して大満足💕 ★4.5

2020/07/05

gonta19

2013/4/16 Amazonより届く。 2022/2/7〜2/9 上巻最後に衝撃の展開になったが、後半はさらにその上をいく意外な展開。こういう荒唐無稽?な設定の場合、始まりから中盤は面白く読めるが、どのように話を収束させるか、が問題であると思う。その点、序中盤にかけての展開からすると残念ながら終わらせ方が弱かったかな。でも、とても面白い作品でした。

2022/02/09

takaC

高速本でした。読了2分前まで違うエンディングを予想していた自分なので、最終51章は狐につままれたかのようでした。ていうか正しく理解できていないかも。31(13頁)/32(21頁)/33(14頁)/34(8頁)/35(6頁)/36(24頁)/37(24頁)/38(7頁)/39(21頁)/40(14頁)/41(14頁)/42(6頁)/43(16頁)/44(18頁)/45(13頁)/46(14頁)/47(31頁)/48(10頁)/49(19頁)/50(9頁)/51(9頁)

2016/03/30

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