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明日の朝、観覧車で (講談社文庫)

明日の朝、観覧車で (講談社文庫)

明日の朝、観覧車で (講談社文庫)

作家
片川優子
出版社
講談社
発売日
2015-05-15
ISBN
9784062776462
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明日の朝、観覧車で (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ひめか*

片川作品3作目。高校生のみちるが100kmウォークに参加し、その間いろんな人々と出会いながら自分を見つめ、家族と向き合う物語。短くて一気に読める。内容的には、途中の苦しさから最後完走した達成感という典型的な展開で、面白みに欠けるような印象もする。一人で参加して知らない人と励まし合ったり、頑張った感動や達成感を抱いたりするのは、読むより自分が実際に体験することでしか味わえないものように感じる。100kmウォークの間で出会う人は何かのご縁であり、出会えて良かったと思う。ママが元に戻って幸せなエンドで良かった。

2016/10/11

coco

おじさんの企てで100キロウォークに参加することになってしまった主人公の女子高生・みちる。時には1人で、時には出会った人と一緒に100キロという長い道のりを歩く中で、自分自身や家族を見つめ直していく。途中リタイアの誘惑に駆られながらも足を運んでいくみちるの姿に感動を覚える。短いページ数ながら、満足感の大きい一冊でした。

2016/01/11

coco夏ko10角

100キロひたすら歩く!片川さんが実際この大会に参加したそうで……うぅ~ん、すごい!今まさに参加申込受付中ですが自分はとても…。いつも通り読みやすく、特に終盤のみちるの様子には胸が熱くなりました。単行本時タイトル『100㎞!』

2015/08/21

あー

さら〜っと読めて、ほっこりした。100キロウォークが実際にある事を知ってさらにびっくりした。

2023/11/18

黒猫

買ってから3時間以内に完読。それほどシンプルで且つ考えさせられた。100キロメートルを歩く大会。自分の内面との戦い、肉体的な疲労。何度も諦めようとするが、助けの手は身近にもあるんだね。そう読者に告げている。人生も同じかな?一人で歩いて一人で死ぬ。しかしその過程にも周りの支えがあるんだね。一概に孤独とはいえない。改めてそう感じた本です。

2015/11/04

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