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首都感染 (講談社文庫)

首都感染 (講談社文庫)

首都感染 (講談社文庫)

作家
高嶋哲夫
出版社
講談社
発売日
2013-11-15
ISBN
9784062777049
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首都感染 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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鉄之助

表紙に薄く印刷された「PANDEMIC」。10年前はまだ一般的な言葉でなかったため、『首都感染』をメインタイトルにした、と著者は語っている。まさに、現代の世界危機を見ているような「予言小説」だった。「不要不急の外出をやめよう」とか、アナウンサーも感染したりトイレットペーパーの買い占めのシーンも登場する。小説の設定では、全世界71億人の人口のうち、80%にもあたる56億8000万人が感染して何と22%の12億人余りが死亡する。このような最悪の状態にならないためには…。私たち一人一人が試されている。

2020/04/20

みも

凄い。小説と事実が混淆し、僕の中で混乱が生じるほど現況と酷似。COVID-19パンデミック以前に読んでいたら、とても作者の警鐘として受容し難く、むしろ事態の変遷や政府の対応、更に世界的な経済活動停止など、非現実的だな…そう思ったに違いない。今まさに、ここに描かれた恐ろしい事態が現実となっている。イタリアやスペインの感染・死亡の加速度、また、大都市の封鎖や欧米諸国での外出禁止令や世界各国の渡航制限、世界的株価の暴落や医療崩壊にも言及している。これが強毒性でエボラ出血熱並みに致死率が高かったら…想像を絶する。

2020/03/22

タイ子

いろんな意味で恐れおののいた作品。10年前に刊行されたにも関わらず、現在日本が直面している危機的状況に似通う部分があまりにも多すぎる。中国でワールドカップが開催される最中、新型ウイルスが蔓延し始める。中国の危機感のなさが被害を大きくし、やがては世界中に広がる怖さ。日本では元WHO感染症対策のエキスパート医師の瀬戸崎優司が東京を完全封鎖する案を首相に提案。強毒性ウイルスと医師、看護師、国家の闘いが始まる。小説なので時にドラマティックな部分もありながらも日本の今なすべき事が示唆される作品。高嶋さん凄いな。

2020/03/31

なお

★★★★★ 読み易くて面白い。中国で新型インフルエンザが発生。世界中に広がるが、早くて大胆な対策をした日本だけは奇跡的に感染を食い止めた。しかし、東京で感染が始まり、首都を隔離することに。ドラマは普通に想定できる内容だが、実際に起こった時に自分はどう行動するか、考えさせられる内容だった。

2016/06/03

はつばあば

今年もまたインフルエンザが発生し始めている。うがい・手洗い・マスクと安静。要するに家で大人しくしてなさいよとお医者様に。高嶋哲夫さんの小説は怖い。いつでも身近にある災いをシミュレーション化された内容なんですから。命と経済。命亡くして経済が発展するわけがない。万が一こんな事態になった時、リーダーシップを発揮してくれる総理と大臣で占めてくれるといいが。自分の家族さえ逃がせば・・とか、経済優先で封鎖拒否なら・・こんな小さな島国の終わりなんてどんなに早いか。鎖国するわけじゃないのだから・・議員さんも読まれたし

2016/11/08

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