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人生オークション (講談社文庫)

人生オークション (講談社文庫)

人生オークション (講談社文庫)

作家
原田ひ香
出版社
講談社
発売日
2014-02-14
ISBN
9784062777605
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人生オークション (講談社文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

『東京ロンダリング』以来の原田さん作品です。いつも魅力的なタイトルの原田さん作品ですが、今作もタイトルに惹かれ手に取りました。不倫の末に警察の世話になり、ワケあり生活を強いられたアラフォーの叔母「りり子」さんと、その姪「瑞希」との最初はギコチない間柄も、少しずつ時間を過ごしていくうちにお互いを気にし合い、どこか憎めない間柄に。そんなハートフルな作品をありがたく読ませていただきました。2人の絆を深める‘オークション’に関する記述もなかなか興味深く、併録されている『あめよび』も含め、楽しませてもらいました。

2015/11/21

アッシュ姉

読友さんのレビューに惹かれて、原田ひ香さん初読み。ざわざわまではいかず、さわさわと心が波打つような読み心地が不思議と良い。オークション、眼鏡屋、ハガキ職人など、知らない世界を楽しみつつ、二編とも面白く読めた。どの登場人物も欠点に目がいくように書かれているようで、だれかに肩入れして読んだわけではないが、川へ突き落とした場面にはよくやったとスカッとした。私だったら、そのままにして帰っちゃうな。他作品も気になるので追いかけよう。

2019/09/25

ねむねむあくび♪

図書館の本。2つのお話、人生オークションも、あめよびも、どちらも面白かった~♪なんだか、漫画やテレビドラマをノベライズしたような読み易さだっ(褒めてるつもり(笑))。特に、あめよびが好み。解説は穿ち過ぎだと思う。私は、諱(忌み名)も、ペンネーム(ハンドルネームもねー)も、バーチャルな世界の人格だと思う。彼が輝男として人生を引き受けていない、という美子の決断が良い。ラストの彼のピュアな部分は切なくて、なんだか【ピーターパンと、ピーターパンを好きになってしまった女性の恋のお話】のようだと、最後に感じた。

2016/04/24

いたろう

表題作他1編の中編2編の本。ひ香さんらしい言語感覚溢れる表題作は、大学を卒業したものの、就職に失敗し、実家暮らしのまま、バイトをしている瑞希と、その叔母で、不倫の末、障害罪で逮捕され、離婚して一人暮らしになった、りり子の2人の女性の話。りり子の生活費を工面するため、主婦時代に買いまくったブランド品をネットオークションで売り始める2人。オークションでのモノの販売は、過去を清算する行為でもあったか。モノがどんどんなくなり、モノでいっぱいだった部屋が片付くにつれ、徐々に前向きな気持ちになっていく2人の姿がいい。

2019/11/02

えりこんぐ🐤

表題作と『あめよび』の2編。あめよびの美子と輝男カップルが心に残る。どうしても結婚したくない男性に、結婚を迫っても無理だろうなぁ。価値観の違いみたいなものだし。美子の怒涛の攻撃にやや引きつつも、やっぱり原田作品好きだなぁ。

2017/05/30

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