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北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)

北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)

北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫)

作家
鈴木宗男
佐藤優
出版社
講談社
発売日
2007-12-21
ISBN
9784062811668
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北方領土 特命交渉 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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Miyako Hongo

ムネオとマサルの愛のメモリー(個人の感想です)。ムネオ騒動という利益供与事件で実刑判決食らった国会議員・鈴木宗男と元外務省官僚・佐藤優の二人による恨みの詰まった暴露本。なんせこの二人が進めてた北方領土返還を台無しにされたんだから恨みは深い。□ソビエト崩壊時にほとんど手が届いていた返還を台無しにしくさった官僚を実名と写真入りでばっちり解説。無能、売国奴と言い切るあたり相当キてやがんな観があって、下手な文春砲よかよっぽど下世話で楽しめる。特に六章からエピローグ、後書き対談がお勧め。当事者証として価値あり。

2017/12/27

月式

鈴木宗男・佐藤優コンビの日露外交秘話…というより大半が無能な外務官僚のダメ出しです(笑)そろそろ北方領土問題は動きがありそうなので、これまでの経緯をざっとさらうには解りやすくてお手軽な書。本筋とは関係無いが、小渕首相がかなり激情型の性格だったのは意外でした。そしてその小渕首相が大田實海軍中将の遺族との縁がきっかけで沖縄サミットを企画したという記述に奇妙なシンクロを感じました!

2013/06/14

夕陽に別れを告げて

二人の対談という形で忖度無しの本音が語られ、外務官僚や学識者への辛辣な言葉も。正直なところ、本書のみをもって、その主張が正しいか判断できないが、出版後相当年数を経た現下の状況をみると、遠からずかも。他の文献と比較勉強して、自分なりの判断基準を考えてみたい。

2021/08/09

なお

鈴木氏・佐藤氏が逮捕されて以後。北方領土返還は遠退いていてしまった。例えば、インフラ整備や外国資本が投入されている件から両氏がこれまでに使用した交渉方法は使えない。そこで彼らはアイヌに土地を返す事を目的とする民族問題での攻め方も紹介するが、正直そこまで日本は追い詰められているのかという印象を持った。二人が当時の官僚や政治家を責めることは理にかなっている。しかし彼らもまた権力の中枢にいたのならここは引けないという箇所で国益の為に我を通して欲しかった。

2016/05/19

しーもあ

北方領土交渉に関して、鈴木宗男と佐藤優の両氏が行ってきたことを対談形式で述べているんだけど、外務省や北方領土返還運動に携わっている人の悪口だらけなのがおかしい。笑 ただ両氏の主張は一方的ではあるけれど、筋道はしっかりと通っているし、やってきたことに対する自信も感じられる。宗男さんのことはいろんな人から話を聞くんだけど、味方にすれば最強、敵に回すと最悪、そんな人

2015/05/02

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