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いまさら入門 太宰治 (講談社+α文庫)

いまさら入門 太宰治 (講談社+α文庫)

いまさら入門 太宰治 (講談社+α文庫)

作家
木村綾子
出版社
講談社
発売日
2009-11-19
ISBN
9784062813310
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いまさら入門 太宰治 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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鉄之助

太宰は口述筆記の才能があった、との指摘が面白かった。「蚕が糸を吐くように口述し、淀みなく、言い直しもなかった」と言う美知子夫人の証言がリアル。編集者も太宰の文章を口述で紡ぎ出す瞬間を「まるで美しい音楽を聴いているときの恍惚感に似ていた」と例えた。タイトル通り、入門書に最適。

2021/08/28

葵@晴読雨読

図書館本。タイトルに惹かれて。タイトル通り太宰治の入門紹介本。非常におもしろく読めた。いろんな角度から太宰治が紹介されている。もっとこういった類いの本を読んでみたくなった。

2018/03/10

lonesome

正直に告白すると、自分は教科書以外で太宰治の本を今まで随筆しか読んだことがない。それは決して食わず嫌いなどではなく敢えて避けてきたのだ。けれど、最近、太宰治の人となりに興味を持ち、ついに小説を読むときがきたと思い作品に触れているこの本を手にしてみた。そういう意味でとても面白く読めたし、読みたい太宰治の作品を見つけることが出来た。そして、紹介されている「斜陽」の台詞を読んで、綿矢りさの「かわいそうだね?」のあの台詞の元はこれかなというのを見つけた。

2013/11/27

anco

木村綾子さんが太宰治について熱く語った1冊。太宰治を読み返したくなりました。

2015/08/20

koushi

著者の太宰愛が溢れている一冊でした。そういう感じ方もあるのか、そういう解釈もあるのか、なるほど。わたしはそこまで読み切れてないなと。読み方感じ方に正解はないが、もっと深いところを汲み取りたいと思った。

2021/10/04

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