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ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫)

ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫)

ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫)

作家
平松洋子
出版社
講談社
発売日
2014-11-21
ISBN
9784062815765
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ひとりで飲む。ふたりで食べる (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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つねじろう

ああこの平松洋子さんは本当に料理と云うか食べる事の本質が分かってる人だなあって思う。そう料理の本質と云うか究極の食べる楽しさ美味しさの対象者は自分。よって誰かれ気兼なく好きなものを好きなようにして食す。究極のオンデマンド。その事を理解し且つ一緒に美味しいねと微笑んでくれる人とふたりで食べる楽しみ。それがねぇ一番美味しい料理。そこには肩が凝る薀蓄や説明は一切不要。普通の家庭の冷蔵庫に入ってる食材で秀逸のつまみと〆の一品が並ぶ。ゆえにこの本の評価はその偏った作者個人の品揃えに何処まで共感を感じるかだと思う。

2015/02/08

ユメ

私はしばしば夜更けに読書を楽しむ。そんなとき、小腹が空くことも多い。晩酌のおつまみのような感覚で、本のお供が欲しくなる。そんな私の我儘に応えてくれるようなさっと作れて美味しいレシピがたくさん載っていて、さすが平松さん頼りになる、と拝みたくなった。読んでいる最中に辛抱ならず台所に立ってからというものの、ちょこちょこレシピを作ってみている。じゃこの梅和え、揚げ丼、海苔と卵のスープ…。これまで私の中で平松さんの本は明確に「読み物」として分類されていたのだが、この本ばかりは本棚ではなく台所に立てておくべきか迷う。

2018/08/04

fukumasagami

「空腹だけれど、ひと皿の料理に助けられることがある。豊かな気持ちに満たされるのだ。(うちに帰ったら、あれを食べよう)すると、にわかに体温が上がる。皿のうえに漂う香り、ひとくちめのおいしさ、噛んだり飲み込んだりする瞬間、想像するだけでちからが湧いてくる。目のまえの困難や面倒をよいしょと片付けてしまおうという気になるから、不思議だ。」すっごく大事なんだ、この気持ちを持つことは。

2021/10/03

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

やっぱり、平松さんは五感を使って料理を作り食べている。彼女にかかれば料理を作ることも食べることもエロティックなことなのだと感じる。エッセイと簡単レシピが交互に載っていて、作ってみたいものもあれこれ。キムチのピラフ、キムチのサンドイッチ、豚肉と生姜のカレー、揚げと卵のおつゆ、ブルーチーズ入り焙り揚げ、マッシュルームのサラダ、簡単焼きいも、梅干風味のにゅうめん、生姜ご飯など……自分でも作ってみたいと思いました。

2015/02/02

かもめ

素材の味を活かし、簡単ながらも丁寧なお料理の数々。お酒もご飯も進みそう。タイトルとは逆に、ふたりで飲んでもひとりで食べても美味しそう。シンプルな器が料理を引き立てる。

2020/05/03

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