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絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫)

絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫)

絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫)

作家
古市憲寿
出版社
講談社
発売日
2015-10-21
ISBN
9784062816120
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絶望の国の幸福な若者たち (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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みっくん

今では古市さんもテレビでお馴染みになってしまったが、特異なw発言ばかりが切り取られ、著書の中で見られるような意外にイィ感じな(ことを言う)人柄はお茶の間には届いていないのかも。まるで、ドラマや漫画に出てくるような、すらっとしていて、若くて、クレバーな研究者?(そしていい意味で変人)を体現したような古市さんはメディアでの需要があるのだろうけどw

2015/12/26

Roko

外の世界を見ないでいると、日本の常識だけで生きて行けると思ってしまいます。それと同じように老人の常識だけで生きていると、若者の常識とどれほど違っているかに気が付きません。 なのに自分たちの尺度で「今時の若者は」というのは、とても危ういことだと思うのです。 「頑張ればなんとかなる」とか「努力は絶対に報われる」なんて勘違いを捨てて、それなりな幸せを見つけている若者たちの邪魔をしないようにすることこそが、老人の役割であると思うのですが、そう割り切れずにいる人たちが多くて困ります。

2022/11/26

ichiro-k

以前、弊社に出入りしていた「マーケティング会社」の手口にそっくりで、(笑)途中から読書欲が急激に減退。 まずは筆者の結論ありき、それを屁理屈とお手盛りのリサーチや都合のいいデータで裏付け。 それじゃ、著者の「言ったモン勝ち」だろ? なんでもかんでも「社会問題」になっちまうじゃないのか? そもそも社会学っていうのは、学問として体系的に成立しているのか?

2015/11/11

ちえ

2011年単行本出版、4年後の2015年の文庫化。元々、本文の下に脚注が付いているスタイルに、さらに文庫版脚注が★印で追加されている。このスタイルはとても読みやすい。(字が小さくて私の年代には目が疲れるということも事実だけど)★で4年間の社会の変化や作者の当時の自分への突っ込みや心境の変化が書かれていてなかなか楽しい。第1章の若者論の変遷から面白い。なかなか読み終わらないが『異人論』を読んでいることもあり(若者って「異人」だったのね!)と、成程だった。(続く⇓

2018/12/15

うめ

皮肉がたっぷりと効いていて楽しめる。とにもかくにも、誰かを、何かを賢しげに分類し、訳知り顔で批判する人が一番かつえていて端から見れば見苦しいもの。少子高齢化が進むのも致し方ないですよね。産める世代を会社が安月給のコマ扱いで使い捨てにして、おまけに妊婦や幼児に優しくない世界で、やれ子を産んで育てて”私たちの世代を支えてよ”なんて言われても・・・ねえ。こっちは自分のゆるい幸せを守だけで精一杯ですよ。近頃の若者は、なんて口にする残念な世代にならないように常にアンテナを張って勉強しなきゃなと思いましたよ。

2017/05/19

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