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三人の二代目 下 上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫)

三人の二代目 下 上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫)

三人の二代目 下 上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫)

作家
堺屋太一
出版社
講談社
発売日
2017-09-21
ISBN
9784062817257
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三人の二代目 下 上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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タカボー

本能寺の変から徳川幕府誕生後の始末まで。五大老は関ヶ原で西軍についても大名として残った。なぜ唯一宇喜多だけ?って思ってた。関ヶ原の関わり方や、その後のことをちゃんと書いてくれるのがありがたい。今まで色んな本で何度も読んできた明智光秀の謀反のくだりで、やっぱり丹波と近江を取り上げて、敵地にある出雲と石見に変えたところが信長最大の失策だったかな。自分のことは我慢できても、部下の生活を守れないのは我慢できない。司馬遼太郎の「国盗り物語」や「関ヶ原」のスピンオフみたいな位置づけで、いい本だった。

2021/01/30

yuya

ついに下巻も読み終えました。それぞれ環境は違うけれど、自分の理想を求めて行動していく姿勢に心打たれるものがありました。登場人物が多すぎて、話もあちらこちらに展開させる嫌いがありましたが、普段はあまりスポットライトの当たることが少ない上杉景勝、毛利輝元、宇喜多秀家について、彼らの苦悩の一端が垣間見えて面白かったです。

2018/01/03

wasabi

山陰中央新報で読む。戦国を生き抜くにあたり、先代ほどの才覚なくして国盗りに至らぬ三人。才覚云々より、二代目の立場は難しい。先代が育て、忠誠を誓ってきた重臣たちは皆二代目より歳上で、なかなか統率をとりにくい。途中から、小説というより歴史書になってしまった。

2011/01/01

Mark X Japan

課題山積みの三人の二代目は、関ヶ原で不覚をとりました。その後の様々な困難に対しての取り組みや対処は、凡庸でない二代目の証明です。先代との比較や継承の難しさを知り、範は歴史にあり、を噛みしめました。☆:4.5

2017/11/11

tohru

決してメジャーではない武将の2代目のお話。 歴史が弱く最初入り込むのに時間かかったが、 下巻に入るあたりからすらすら読めるように。 宇喜多家と秀吉のお話が興味深く読めた。

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