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たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版・少年少女日本文学館1)

たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版・少年少女日本文学館1)

たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版・少年少女日本文学館1)

作家
森鴎外
小泉八雲
樋口一葉
出版社
講談社
発売日
2009-02-24
ISBN
9784062826518
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たけくらべ・山椒大夫 (21世紀版・少年少女日本文学館1) / 感想・レビュー

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Shoko

図書館。「たけくらべ」を読みたくて。読みやすく現代語訳されていて、良かった。他に森鴎外「山椒大夫」、「高瀬舟」、「最後の一句」、「羽鳥千尋」。小泉八雲「耳なし芳一のはなし」、「むじな」、「雪おんな」。「雪おんな」は長男が聞きたがったので読み聞かせも。児童書なので読みやすいこのシリーズ。また借りてみよう。

2018/02/20

陽子

『安寿と厨子王』を幼い頃に読み聞かせしてもらった記憶が鮮明にあり、いつか原作を読もうと思っていた。この本は児童書だが、原文で脚注が詳しくてわかりやすい。アンダーラインに口語解説がところどころだが、あまり頼らずそのまま読み進む。改めて詳しい内容を知った。時は平安時代とある。父(夫)を訪ねて、親子が陸奥から筑紫までの旅路で人買いに騙され非情な悲しい別れ。人買い先で姉の安寿が弟の厨子王を毅然と守る覚悟の姿に戦慄。原作は格調高い。ラストは胸が震えた。優しい親切な顔で騙した人買い。タイトルの山椒大夫は人買いの名前。

2019/05/19

春ドーナツ

雪辱戦。「たけくらべ」。今度は小学五年生のときに挫折した現代語訳版を読む。村上春樹氏が「卵を産めない郭公」のヒロインと「たけくらべ」のミドリとの共通性について語られているが、「分からぬではないこともない」といった感じか。本作をリアルタイムで読んだ人たちにとって、徳川時代の書物の持つテンポは馴染みやすく、音読するとさらに明瞭になるが、そのリズミカルさが良かったのではないかと推測する。樋口さんの文章は主語の省略が多くて、そのパラグラフ丸ごと、「置いてきぼり感」が募るのだけれど、それは現代語訳でも変わらない。

2017/08/02

肉尊

『たけくらべ』(樋口一葉)生まれて初めて自分で読もうとした本が実家にあった、たけくらべ。タイトルが平仮名だから読め、、ない!読書人生の初の挫折でした。それからうん十年。ついに戻ってきました!話の筋さえも知らなかったのですが、児童書なので解説がめちゃくちゃ丁寧!様々な物品がイラストつきで紹介されている!ようやく読破できました。数え歳のせいかそれにしても今より幼く見えてしまうのは、今の子どもたちがませすぎなのかも。とにかく少年少女の時期のハニカミから淡い恋を描いた感じの作品でした。

2021/11/01

ヒラP@ehon.gohon

「山椒大夫」を読みました。「安寿と厨子王」の原作はとても重厚で、格式がたっていました。紙芝居を演じる上で、とても参考になります。

2019/04/14

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