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トロッコ・鼻 (21世紀版・少年少女日本文学館6)

トロッコ・鼻 (21世紀版・少年少女日本文学館6)

トロッコ・鼻 (21世紀版・少年少女日本文学館6)

作家
芥川龍之介
清水 耕蔵
出版社
講談社
発売日
2009-02-27
ISBN
9784062826563
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トロッコ・鼻 (21世紀版・少年少女日本文学館6) / 感想・レビュー

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かさお

有名な「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」「杜子春」を含む作品集。恥ずかしながら、芥川をちゃんと読むのが初めて。子供用の方が文字が大きいし、12作品も1度に読めてお得なので読んでみた。が、異様に振り仮名がふってあったり、注釈が多くて、かえって読みにくかった😅文章のリズムが良くてスラスラ読めた。何故か樹木希林が内田裕也の事を「1%純なところ」発言した事を思い出しながら読んだ。誰にも理解されたくない、誰かに理解してほしい。優しくしたい、出来ない、自由でいたい、でも一人では生きられない、そんなアンビバレンツ。

2023/08/30

美紀ちゃん

京都宇治の僧侶の話。大きさ形が他の人とは違う鼻を持っていたため、食事等がたいへん不便だった。鼻を小さくできる方法を聞き、試みたが、鼻が大きな時より、小さくなってからの方が、余計に笑われたり陰で話題にされたり、非常に不愉快。ある朝また鼻が腫れてきて前のようにまた大きくなる。そこで僧侶はこれで悪口を言われずに済むと、ほっとする。高い地位の僧侶の話だが、鼻の事で悩む様はたいへん人間的。「鼻」って秋の話だったんだね、改めて発見した。

2012/09/27

短編集。何作かKindleで読んだことがある作品もあったが、やはり紙の本に尽きる。注釈が充実してるから読みやすい。「蜜柑」が一番面白かった。

2022/02/20

月夜乃 海花

子供向けの作品が多いように感じた。解説が丁寧だったので、文学に慣れてない大人にもおすすめできると思う。 流石に子供向けの作品集にに河童や歯車は載せられないか… 蜜柑が収録してあったのが、個人的に嬉しかった。

2017/11/22

訪問者

久々の芥川龍之介であるが、やはり何度読んでも面白い。

2022/02/23

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