KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18)

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18)

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18)

作家
安岡章太郎
遠藤周作
吉行淳之介
出版社
講談社
発売日
2009-04-02
ISBN
9784062826686
amazonで購入する

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館18) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Tadashi_N

作家それぞれの少年時代を描いている感じ。安岡さんと似た場所で私も過ごしていた。

2020/11/28

michel

なんとなく授業でやった記憶はあったが、今読んでみると、とても印象深い作品だ。構成が素晴らしい。諦観や無力感から、生きることへの興奮に終わる、という流麗な構成。感情の移行する様を描写することなく、ラストの主人公の拍手で結ぶ。短い作品ながら、急展開で読者を導く。他、吉行淳之介、遠藤周作、阿川弘之、小川国男、北杜夫。

2022/01/25

訪問者

収録作品すべてが初読であったが、この巻の作品にはちょっと奇妙なものが多かった。

2022/03/23

ルンブマ

安岡章太郎「サアカスの馬」では、(どこか欠けている)主人公が他の登場人物の「欠如」(=心の穴)に同一化するも、その「欠如」は欠如ではなかったこと(主人公の勘違いであり、実際は美点)が物語の最終局面で判明するのだが、一番の謎は、その勘違いに対する(ある種の失恋的な)狼狽の描写が一切ないこと。ある種の失恋(同一化の失敗)から立ち直るまでの「あいだ」がないのだ。これはなぜ? 他の安岡章太郎作品を研究せねば。

2021/07/29

草枕

サアカスの馬、教科書で読んだ。感動した。良い意味で人間の固定観念の逆転劇と思えた。教科書も捨ててない。以降、へこんだときに読んだりする。

感想・レビューをもっと見る