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三国志(7) -死生の巻- (講談社青い鳥文庫)

三国志(7) -死生の巻- (講談社青い鳥文庫)

三国志(7) -死生の巻- (講談社青い鳥文庫)

作家
小沢章友
山田章博
出版社
講談社
発売日
2010-02-16
ISBN
9784062851398
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三国志(7) -死生の巻- (講談社青い鳥文庫) / 感想・レビュー

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みや

曹操の死から諸葛孔明の死まで。矢継ぎ早に主要人物たちが死んでいく。彼らの死後も諸葛孔明を中心として戦いは描かれ続けるが、思い入れの熱量が違うため、そこまで盛り上がらなかった。何作か読んでいけば、彼らへの愛着も湧き、終盤も楽しめるようになると信じたい。漢帝国の逆賊である曹操ではなく、弟の仇である呉を攻めに行く劉備は、結局は全国に覇を唱える器ではなかったのだと思う、と書いたら蜀びいきの人に怒られるだろうか。最後にポッと出てきた司馬懿一族が天下を制するのは小説だったら反則に近いが、それが史実なのだから面白い。

2019/04/04

Tadashi_N

天下は参謀による。諸葛孔明。

2014/05/16

キラリ

青い鳥文庫なので、読みやすい様にいろいろ短くなっているのでしょうけど、それでも若かりし頃からの長い年月や、壮大な歴史の一部を感じる事ができた。 劉備、関羽、張飛、諸葛孔明。史実に基づいている以上、主人公だろうと、歴史上のヒーローだろうと、人にはいつか必ず死ぬ時が訪れる。それも目標への道なかばで、である。しかし、一生涯を休むことなく走り続けた彼らには感服した。

2019/06/27

てんてん(^^)/

なる程~。こういう話だったのね。切ないような虚しいような。しみじみと桃園の誓いを思い出してしまいました。やっぱり戦争なんてしないで、みんな仲良く年取って死ぬ方が良いなあ。オリンピック万歳ですよ。競い合うのはスポーツだけで充分だ!

2011/02/23

たぶ

関羽が死んでからは、張飛が暗殺され、怒りで冷静さを欠いた劉備が無理な東征をして敗れ病死、と、蜀が傾くまでは早かった。劉備死後も、孔明は1人奮闘したが、彼の命運も道半ばで尽きてしまった。全巻を通じて、話を分かりやすくするために大幅に端折られているとことや、単純化されているところはあるように思える。しかし、登場人物に親しみを覚え、話の大枠をつかむ入門書としてはよくまとまっていると思う。他の三国志関連の書籍と読み比べてみたい。

2015/08/05

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