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天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 (講談社文庫)

天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 (講談社文庫)

天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 (講談社文庫)

作家
菅野雪虫
出版社
講談社
発売日
2015-03-13
ISBN
9784062930604
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天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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さつき

大嵐に見舞われた江南を援助しようとやって来たイェラ王女の覚醒と進化がすごくて驚きました。強烈な個性の父王にも一歩も引かず自分の思いを貫き通す姿がかっこいい!相変わらずミナ王妃一派に迫害されているクワン王子は強い上に本当に優しい人。今回は特にその優しさが身に沁みました。巫女ではなくやっと「人間」になってきたソニンが悔しさを自覚する場面は切なかったけど、そこからまた一段と成長していくんでしょう。次巻が楽しみです。

2022/10/10

絳楸蘭

武力を使わなくても民衆を味方に、国を手に入れる方法を躊躇いもなくやってのけようとするその心の強さと行動力に舌を巻く。そして、本人無自覚のまま次代の王族たちを魅了するソニン。三国が和平のまま存続するか、戦が起こるのかがこれからのソニンの在り方に懸かってくるのかもしれない。

2015/04/04

ぐっち

今回は待望のクワンVSイェラ編!見た目には美男美女なのに、虎と狼とか面白すぎます。天災に見舞われたからといって、支援を両手放しに喜んでいいわけではないのが深い。あと残り1冊。早く出てほしいような読み終わりたくないような。ソニンに恋物語はあるのかないのかが気になります。

2015/04/11

豆乳くま

紗維のイウォル、江南のクワン、巨山のイェラ、三国の若い王族が一堂に会した今巻。戦の傷がやっと癒えてきた江南に追い打ちをかけるように大嵐に見舞われ、ソニンはまたも激動の渦中に。見込み違いの元巫女はクワン、イェラに熱望されます。国同士の均衡が破れたら、それぞれはどう動く?ジュブナイルなファンタジーだけど政治や経済、戦や天災、綺麗事だけでないそれらをきちんと伝える気持ちが凄いです。

2015/04/18

豆乳くま

半島の三国が、一堂に介して若いながら王子王女の政治的な駆け引きが炸裂。情に流されず利益だけを追求してきた巨山の女王イェラもまたソニンと交流していくうちに考えを改めるようになった。ソニンは『夢見』の力が不安定で天山から返されたけれど、ソニンの本当の力は夢見ではなく人の気持ちを本来に戻す力なのかも。

2021/08/29

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