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大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫)

大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫)

大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫)

作家
首藤瓜於
出版社
講談社
発売日
2015-06-12
ISBN
9784062931250
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大幽霊烏賊(下) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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yumiDON

後編もスピーディであり(流れる時間はゆっくりだけど)な展開で面白く読めました。ただ、前編にくらべ不気味さが減り肝心の真相がちょっと肩透かしで残念でした。そうは言っても、今までのあれこれが、納得はできた。使降の何とも空気読まない感と偉そうな感じは、鼻につきましたが、それもそういうことだったのかな。面鏡の出番が少なく、もうちょっと活躍を見たかった。何はともあれ、首藤さん他の作品も読んでみたい。

2016/07/30

たこやき

開放的な病院で「危険」とされる「黙狂」は何者? そんな謎を中心に添えつつも、日常のエピソードを主に綴られる物語。トリック、そして、一つの真相が憶測だけ、というのは欠点だと思う。しかし、作中で語られる冒険譚、神学、精神医学……そういうものの断片的なエピソード。さらに、現時点での出来事。それらがしっかりと伏線となって、ほぼ全ての謎について納得できるだけの説得力を持っているのは見事の一言。……ただ、正直、登場人物の名前の読みづらさはどーにかならなかったのか、とは思うが……

2015/09/11

よむヨム@book

★★★☆☆ 星3つ 上巻の冒頭を読んでいて、すごく期待感がありすぎたせいで、少し肩透かし感が否めなかった。 面鏡真澄は、自分が思ったとおり....。

2023/09/03

ぶうたん

精神病院を舞台とした作品で、戦前ともなると別の作品を思い浮かべるが,サブタイトルに名探偵とあるほど,ミステリ感は無い。むしろ途中の鯨との闘いを除くと、終始平坦な物語とも言える。舞台のせいもあり,探偵小説的な雰囲気ももちろんあるのだが、ミステリとしてのプロットは弱いように思う。それほど事件らしい事件も起きないし,どちらかと言うと、細部をたのしむ作品かもしれない。独特の味わいはあり、過去作よりも過剰さは足りないものの、怪作ではある。

2023/04/25

M.I

解説にあるようにドグラマグラ的大活劇だった 主人公の相棒な人物の存在が重要なようで希薄なのが引っかかっていたので やはり。。という感はぬぐえない。 鼠老の妄想が全部事実だったらおもしろい

2015/07/02

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