読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

新装版 D機関情報 (講談社文庫)

新装版 D機関情報 (講談社文庫)

新装版 D機関情報 (講談社文庫)

作家
西村京太郎
出版社
講談社
発売日
2015-06-12
ISBN
9784062931274
amazonで購入する Kindle版を購入する

新装版 D機関情報 (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

chiru

西村京太郎さんの、史実をベースにしたスパイ小説。 終戦工作をテーマにしたこの作品の魅力は、なんといってもラスト1行の『ひとこと』に尽きると思う。 軍から密命を受けた主人公の前に現れる各国の諜報部員。 本物/偽物/二重スパイを、命がけで探り合うシーンの連続にページをめくる手が止まらなくなる。 敗戦のカウントダウンと破棄された和平交渉。 日本への最後の電報に付け加えなかった言葉が、読む人の心を切なく、ぐらぐら揺さぶるはず。。。名作です。 ★5

2018/11/19

あすなろ

550超の西村氏作品の第3作目の作品新装版。当たり前だが、十津川シリーズにあらず。江戸川乱歩賞受賞後第一作。飾らず述べると、面白い!現代の緻密な書き込みあるミステリーに比べれば粗はある。しかしストーリー内容と展開・舞台・簡潔な文章がそれを凌駕しているのでは。第二次世界大戦末期で中立国スイスをメイン舞台に、諜報員達が奔る。うーむ。タマタマ図書館の検索をネットでしていて当たった作品であるが、西村先生を見縊ってはいけなかった。失礼しました!

2015/08/30

ちょろこ

初めてのスパイ小説!の一冊。スパイ小説、理解できるか、波に乗れるかという心配もなんのその、見事に物語の世界に引きずり込まれた。誰が味方で誰が敵か…ハラハラのシーンはもちろん、主人公 関谷が、軍人としての立場、任務の遂行か矢部の遺志を引き継ぐべきか…葛藤するところに魅せられた。最後のシーンがとにかく印象的。返電の言葉、これがたぶん読者にとっても全て…な言葉の気がした。やはり初期作品にハズレなし。

2015/10/07

ひよこ

友人と金塊の行方を追っているうちに、関わっていく人たちの意思を引き継ぎながら段々と国家の命運をかけて奔走するようになっていく関谷。熱いです!最後の電報の一文が胸にくる!あなたは間違っていないぞ、関谷!(`;ω;´)

2018/09/21

keiトモニ

一家言を持ってる解説の小梛治宣誓氏“50年前の簡潔で歯切れの良い文章は変わらず、今よりきびきびしており、行間から瑞々しさと勢いが感じられる、と”☜以後の作品を読まなくて良かったとつくづく思いますよ。冗漫で歯切れが悪く、のろのろして行間から殺伐とした弱さが感じられたものを読まされたはずですから…。関谷中佐“カール・エレンのドアをノックに躊躇…ハンクの忠告ではなく敵と戦うのは得意だが女を相手にするのは苦手で兵学校では女の扱い方は教えてくれなかった”…中野学校では教えてくれたでしょう。でなきゃSは務まらない…。

2016/08/25

感想・レビューをもっと見る