KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

探偵の探偵4 (講談社文庫)

探偵の探偵4 (講談社文庫)

探偵の探偵4 (講談社文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
講談社
発売日
2015-07-15
ISBN
9784062931458
amazonで購入する Kindle版を購入する

探偵の探偵4 (講談社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ソルティ

拘置所で連続殺人などというぶっ飛んだ設定に驚き&興味。トリックが分からず、容疑者も琴葉なのか姥妙なのかというミステリー。窪塚ほどじゃないが逢坂という情のある存在が現れて、さらに琴葉との関係も修復できたようだし良かった。精神病はこじつけ、異常犯罪の心理なんて究明できない、というのはとても納得。人が人の気持ちなんて完全に分かるわけない。ただ犯罪の動機を理解できるものにして安心したいだけ。「「ちがう。親や兄弟姉妹との絆こそ、のちに他人と結びつくための事前演習なんだ」」「「勝手な決めつけは占い師と変わらない」」

2020/09/05

takaC

四部作の壮絶なフィナーレというのを鵜呑みにして読んでみたら、なんとこれでおしまいってわけではないのですね。新章はもうすでに始まっているのだろうか?

2017/05/10

Yunemo

「よかった、よくなかった」なんだかどちらとも言えないままに読了。3巻までの読了感が、気持ちにザワッとした感覚を残していたのに。痛々しさを超えた安心感を最後に残して。荒んだ心持が氷解していく展開へとした著者の思惑?本シリーズって当初からこの結末にしたかったの、なんとなくどこからか変化した気がして。恩義は世の正常な仕組み、悪であれ善であれ。これって信頼感、絆の意なんでしょう。心の変化、いわゆるまっとうな人間性への表立った表現。多分にこの表現が、自身の気持ちをホッとさせ、ザワつきが宥められたんだ。と納得させて。

2015/07/19

ナイスネイチャ

図書館本。ドラマで三巻までだったので、今回は北川景子さん、川口春奈さんを頭に入れながら読んでました。ドラマ2時間スペシャル用な作品でしたね。一応シリーズ完結とあったが、巻末には続くニュアンスが!?続編希望致します<(_ _)>。

2015/12/27

bookkeeper

★★★★★ 再読。"死神"達の師、姥妙との対決。留置中の凶悪犯の連続致死という、不可能犯罪とも思える事案が発生。琴葉が関係しているらしい状況が。互いを姉・妹とみなしていた玲奈、琴葉は新たな絆を持つことが出来るのか。玲奈の孤独な魂が癒される時が訪れるのか。 玲奈に安心してもらおうと、激しい暴行に会っても敵に立ち向かおうとする琴葉の姿が胸を衝く。4巻できっちり決着を着けてくれて、読後感もすっきり。ただ、玲奈ってスマリサーチには戻ったの? 「正しく通いあう心を知ればこそ、本当に求めあえる他人を見つけだせる」

2018/11/11

感想・レビューをもっと見る