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改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)

改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)

改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2016-01-15
ISBN
9784062932653
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改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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中原れい

仕掛けもページ数も力作で、島田節のすごさを堪能しました。北海道が舞台なのでしっかり牛越さんが登場、駆け回ったあげく本庁1課中村さんに助言を求めた、という流れで、このまま吉敷さんが呼ばれたらどうしようと思いましたが、ミタライもよく知っていたのですね^^; 繁栄を築いても戦争の影を心にとどめ続けた人々の悲しさ。いっときあのミタライと趣味の話に花を咲かせた館主人のことと共に心に残る名作ですね。

2019/08/11

ゆのん

御手洗シリーズ2作目。1作目もそうだったが今回も難しく何度も館の図を見直しながら読んだ。ただでさえ登場人物が多く、しかも舞台となる館は斜めに建っているため非常に難解だった。犯人はすぐに分かったが動機とトリックは結局分からずじまい。謎解きでは少々無理感を感じた。変人御手洗がなかなか登場せずヤキモキしたが相変わらずの変人振りに笑ってしまった。好きなシリーズなので3作目も楽しみだ。

2018/01/29

森オサム

30年以上振りの再読。しかしメイントリックと犯人は覚えておりました。去年読んだ物でもすっかり忘れてしまう昨今、いかにインパクトが強かったのか、が偲ばれます。とにかく屋敷の構造が余りにも複雑で、図解を常に確認しないと何処で何が起きているのか把握出来ません。さて、本格ミステリーの金字塔、新本格ブームの礎たる本作ですが、今読み返すと個人的な評価は…微妙。しかし島田御大は、あくまでも島田御大のみが許される地平に一人立っている。バカミスとか言って失笑してはいけない、他人がマネしてもいけない。超越。改めてそう感じた。

2019/02/03

papako

皆さんのレビューで御手洗な会いたくなりました。いやー、やっぱり御手洗好きです。結末はほとんど忘却の彼方。細かいところは覚えていたのが不思議。そうだった!石岡もこの頃はそんなにうざくなかったんだ。そして御手洗の奇行はやはり楽しい。とんでもトリックも、刑事達のいい加減さも、これで良かったんですよね。あー、楽しかった。御手洗の『恐怖で声が出ませんでした』最高!今度は暗闇坂読みたい。改訂版でないかなぁ。

2016/07/12

三代目けんこと

驚きのトリック( ゚Д゚) 令和の時代でも色褪せないミステリ。

2021/09/06

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