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名探偵登場! (講談社文庫)

名探偵登場! (講談社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

13人の作家による今まで様々な作品で主人公などで登場した探偵あるいはその近くにいる人の事件帳といえるのでしょう。作家は最近の人が多くある意味別の視点というか主人公をまるっきり変えてしまったりしていて、あまりもとの作品を考えないほうがいいかもしれません。中条省平さんの解説が参考になりました。

2016/06/02

セウテス

「名探偵」をテーマに、現代の作家十三人によって紹介される超偏愛アンソロジーです。名探偵は、帆村荘六、明智小五郎、金田一耕助、三毛猫ホームズ、ミス・マープル、コロンボ警部など様々です。名探偵へのオマージュには違いないのですが、目線や取り組みかたに変化を持たせ、かなりマニアックな作りになっています。よって原作の名探偵自身を知らなかったり、元々の作品を読んだ事が無ければ、中々伝わるのが難しい題材も在ります。本作が元の作品や名探偵キャラを、忠実に描いているのかと言われますと、全くの別物と考えた方が良いと思います。

2016/06/24

ぜんこう

名探偵のアンソロジーになぜか津村記久子さんの名前を見つけて借りてみた。ただ全体に元にしている小説や探偵を知らないことや僕自身の読解力不足もあり、オチもそうやけど話自体が意味不明なものが多かった(-_-;) ■フェリシティの面接/津村記久子:探偵というより、やっぱりお仕事小説っぽい(^^) 最後の、レモン・コンピュータよりもいい名前になる果物・・・確かにありますね(^^) ■科学探偵帆村/筒井康隆:そうきましたか。少子化対策にはなる特殊能力だけど何かむなしい。

2017/02/12

あつ子🌼

世田谷文学館で購入。読後の感想は、"不条理"のひとことである、ぐぬぬ。 初読み作家さんが多いですが『わたしとVと刑事C』(藤野可織)、『ふくろうたち』(稲葉真弓)、『ぼくの大叔母さん』(長野まゆみ)がとりわけ好きだなー。

2018/12/10

ネムル

実のところ、期待したほど面白くなかったのだが、谷崎由依「 a yellow room 」と松浦寿輝「四人目の男」の、夢幻のような探偵譚は良かった。あと筒井御大は安定の面白さだが、そもそも帆村荘六をテーマにする時点で卑怯という気もする。筒井✖海野で面白くないわけがないわな。

2018/02/21

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