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一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫)

一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫)

一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫)

作家
安藤祐介
出版社
講談社
発売日
2016-05-13
ISBN
9784062934176
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あらすじ

大学生の城山義元は、空を見ていた。やりたいこともなく、ただ友人とつるんで毎日を過ごす。そこに現れたのは“天気オタク”の女の子だった。空が、友人が、猫が、歌が、写真が、彼女と過ごした時間が、義元の上に降り積もる。特別なことは起きない。それはだめなことなのか? 就職活動が始まる。何を話せばいいのか? 漠然と、好きなことをやりたいと思う。それは甘い考えなのか? この小説が、答えだ――。

一〇〇〇ヘクトパスカル (講談社文庫) / 感想・レビュー

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まちこ

《図書館本》自分は選び取ったもので構成されているって思うことがちょうどあって、この本とリンクしてるようでびっくりした。『選ばないことを選ぶ』『極めないことを選ぶ』そういう人生だな。寝ていても果報は来ない。突き抜けた瞬間を感じられた裏打ちがその後の人生を支えてくれることもある。今からでもちょっと頑張ってみるかな。

2018/03/07

Yunemo

確かに自身にもこんな時代と過ごした日々がありました。先ずはそんな想いに。一瞬一瞬、選び取ってきたものの積み重ねの上にある今。ほんとに実感です。蝶の羽ばたきがもたらす影響、小さいながら、知らずのうちに、いつの間にか選択肢の一つとして決定している自身。なんてことを、想い出させてくれた本作。ただ、脱脂粉乳を例示している部分に、ちょっとの違和感が。読了後、ほのぼの感が残ってますが、それは過去を想うことであって、その時々の場面では本作通り。空気の重さに耐えきれず、逃れ出て今の姿になってしまったのかなという想い再び。

2017/08/15

coco夏ko10角

天気がつなぐ恋愛小説…と思ったら(それもあったけど)、それよりも大学生の就活や「これから」についてが。大学生のときに読んでたらどう感じたかな・・・。

2018/05/18

ヨータン

主人公、昔の私とかぶることが多く、昔を思い出して泣きました。特に就職活動をしないで、写真家になりたいと両親に告げた時の両親の半狂乱ぶり、読んでいて辛かったです。両親の気持ちもわかるし、主人公の気持ちもわかるし。でもこの主人公、縁のあったつながりを大切にしてきたから、困った時にいろんな人に助けてもらえるんだなと思いました。いい小説でした。

2017/02/14

RED FOX

計算ノートの著者かと勝手に勘違いしてた、あれは青柳先生(全然違う)。なので著者初読み(>_<) 口癖が「いいんじゃないですか」の受け身大学生が、空や雲の不思議さを同級生で気象予報士を持つ女の子に教わってから徐々に思わぬ方向へギアが上がっていく。「子供の頃から周りに何となく流されてきた・・・流されてきたからこそ気付いたこともあり・・・」に唸る。読後に早速、雲のハンドブックを入手しようと思った。

2016/07/03

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