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島はぼくらと (講談社文庫)

島はぼくらと (講談社文庫)

島はぼくらと (講談社文庫)

作家
辻村深月
出版社
講談社
発売日
2016-07-15
ISBN
9784062934510
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島はぼくらと (講談社文庫) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

2月29日は辻村先生のお誕生日。他人の4倍の時間をあげるから素晴らしい作品をより多く残しなさいという神様の思し召しか。本作も素晴らしかった!瀬戸内海の離れ小島に住む仲良し高校生4人が主人公。過疎化が課題の島事情がリアルに描かれ、その中でイキイキと過ごす彼ら。住人達の保守さとIターン移住者との心の変遷。故郷の意義や真の優しさを描き、島に伝わる『幻の脚本』の噂を交え彼らの淡い恋心や島の課題を抉る。泣ける。後半からラストはファンにはたまらない!太陽を浴びイキイキ成長する姿にあなたもきっと島に訪れたくなる‼️🙇

2020/02/20

射手座の天使あきちゃん

銀色のシャワーのような太陽の煌めき、立ち上る汐と魚の臭い、舟のエンジンや汽笛の音 徳島県の海沿いの町で子供時代を過ごした身には、この情景は懐かし過ぎますぅ! 瀬戸内海の冴島からフェリーで本土の高校に通う朱里・衣花・源樹・新の同級生4人の物語 忘れていた古い日記帳を読み返したときのように甘酸っぱく知らぬ間に頬が緩んでしまう素敵なお話でした!(笑)。 

2016/07/24

yoshida

辻村深月さんの作品はほぼ読了している。作品のリンクがあるので順番に読了。「ハケンアニメ!」を読了した時にも感じたが、辻村さんは作家として大きく成長していると思う。本作では離島に住む4人の高校生を軸に話しが進む。非常に現実的な問題と人間模様を描かれる。辻村さんの作品にある様々な感情。憧憬、嫉妬、羨望。それぞれの感情が以前よりも良い意味でさらりと描かれる。そして読後感は感動あり爽やかだ。勿論、過去の作品とのリンクも健在である。人間関係、憧憬、恋愛、希望。様々な要素が見事に一冊に纏められた見事な作品だと思う。

2018/08/19

nobby

辻村作品にはこれまで幾度と涙誘われてきたが、どれも堪え切れない切なさや哀しみから生じたもの。それに比べて、今作はなんと清々しく爽やかなのか!行ってらっしゃい↔︎行ってきます、おかえりなさい↔︎ただいま、この何気ないコール&レスポンスがこんなに胸に響くなんて…離島で暮らす高校二年生4人を中心に描くのは、決して楽観的な日常や未来ではない。その中に母子手帳とか“幻の脚本”なんて島にまつわるエピソードが見事に繋がるのは流石。最後の最後で登場な環と「私の大事な人」の台詞に感極まって読了♪

2017/07/21

SJW

今までの深月さんの作品とは全く違う‼️瀬戸内海にある冴島(さえじま)に住む仲の良い4人の高校の同級生は卒業と同時に島を出ていく。高校2年から3年で、島にやって来る人たちとの交流、様々な問題、冒険、謎を経験するストーリー。田舎の生活を問題がありながらも肯定していく展開に心が暖まる。この小説では高校生からの視点も、大人や老人の視点もたくさん描かれており、それが今までの深月さんの作品と違うことを感じさせると思う。後半、赤羽環が登場して驚き、ラストの展開につい涙腺が緩んでしまった。

2019/09/19

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