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スカウト・バトル (講談社文庫)

スカウト・バトル (講談社文庫)

スカウト・バトル (講談社文庫)

作家
本城雅人
出版社
講談社
発売日
2016-07-15
ISBN
9784062934596
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スカウト・バトル (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ミスターテリ―(飛雲)

「スカウト・デイズ」ではドラフトに向けてのスカウトの悲哀が、今回はドラフトにかかった選手とのドラマが指名順位ごとに描かれる。単純に獲りたい選手を優先で指名の順番が決まると思っていたが、現実はそんな単純なものではないらしい。選手も順位での契約金の問題やプライドもあり、こんな駆け引きがあるとは・・まさに選手の人生を賭けた運命の一日がリアルに描かれる。いまではそんなことはないと思うが、それがプロ世界なら当然かも。前作を読んで、素直にドラフトを見れないと感じたが、これでますますその想いを強くしてしまった。

2023/08/04

達ちゃん

まさにスカウトの「バトル」。今作もすっごく読み応えありました。とてもリアルで怖いぐらいです。

2021/08/11

リキヨシオ

前作「スカウト・デイズ」から1年後のドラフト会議。球団の命運をかけた1日を舞台に選手を指名したスカウトや指名された選手達それぞれに人生があり異なる物語があった。スカウト達のあらゆる手段を講じた頭脳戦を描く連作短編集を通じて、伝説のスカウト・堂神恭介は「グレー」もしくは「完全なるクロ」なのか(清廉潔白なシロでは決してない)分からないが「慧眼」を持った怪物スカウトだという事はハッキリした。希望の球団に入れるか分からずいつでもクビになる野球選手、「人買い」にもなるスカウトは責任重大だけど魅力的な仕事だと思った。

2017/02/24

ベロ

★★★★☆  スカウトシリーズ2作目 ドラフト会議のシーズンに読んだのでより楽しめたし野球の裏方に興味を持てた。

2018/10/28

Walhalla

『スカウト・デイズ』の続編になります。華やかな入団会見の様子ではなく、意中球団以外への指名拒否や、意中であっても下位指名を理由に入団を拒む様子など、ドラフト会議の裏側が描かれています。野球好きの私はとても楽しめました。さて、実際のプロ野球では、他球団の指名を拒否してまで東京のG球団に入団した選手2名が、FAの人的補償という形でチームを去りました。思う事は多々あると思うのですが、清々しく受け入れていたのがとても印象的でした。私はL球団やC球団のファンではありませんが、選手個人としては応援したいと思います。

2019/02/27

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