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「ファミリーラブストーリー」 (講談社文庫)

「ファミリーラブストーリー」 (講談社文庫)

「ファミリーラブストーリー」 (講談社文庫)

作家
樋口卓治
出版社
講談社
発売日
2016-09-15
ISBN
9784062934800
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「ファミリーラブストーリー」 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

『ボクの妻と結婚してください。』の著者が描く“前向きな離婚”の物語。『よくできました』。ファミリードラマで売れっ子の脚本家・野田隆介は、仕事に打ち込む自分を20年来支え子供たちを育て家庭を守ってくれていた妻から突然離婚を切り出される。家族の再生を描くドラマの脚本と突然の離婚に狼狽え迷い悩む隆介の姿を対比させつつも、気付かなかった妻の想いとお互いを認めるがゆえの“前向きな離婚”に向き合ってゆく隆介に読後感は爽やか。ただ隆介の視点や過去の記憶で描かれているので、妻の個性が終始見えづらい印象だったのが惜しい。

2016/10/10

dorebook

『ボク妻』から2作目の作家さん。妻から離婚を突き出された「家族物語」を得意とする脚本家である隆介のアタフタ感が面白い。恋愛と同じで、夫婦になった数だけ離婚の理由や経緯があるのは理解できるが・・ 面白い作品なのに、前作と同じにどこか「でも、やっぱり何か違うよねぇ」感に占領されての読了でした。

2017/02/01

coco夏ko10角

50代の人気脚本家が妻から離婚を切り出され…。それまでの妻を振り返ったときに「妻の人生が見当たらない」と気付く場面が印象的。ここ10年20年で離婚のイメージって大分変った気がする。妻がそれまで頑張ってきたのもわかるけど、色々ちゃっかりしてるなぁとも。仲人の話をどのタイミングでどうやって断るのか気になってたんだけど…。

2018/08/30

daidainngo

離婚について私はあまり良い印象を持っていなかったが、こういう離婚もあるのかと正直驚いた。主人公と妻の「夫婦」のエピソードは微笑ましい笑いを誘った。妻の大切さというものはなかなか気がつかないのが現代の夫なのかもしれない。

2016/12/23

rikako

熟年離婚する夫婦の話。「夫婦は離婚してはじめて夫婦になる」はないんじゃないのかな?エンタメ的には☆☆☆面白いと言えば面白い。

2017/02/06

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