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TATSUMAKI 特命捜査対策室7係 (講談社文庫)

TATSUMAKI 特命捜査対策室7係 (講談社文庫)

TATSUMAKI 特命捜査対策室7係 (講談社文庫)

作家
曽根圭介
出版社
講談社
発売日
2016-11-15
ISBN
9784062935364
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TATSUMAKI 特命捜査対策室7係 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ヤジマ

主観点:7.3/10 沈底魚に続き、曽根さん二作目。作品としてはライトで軽快な読み口。7係の面々が個性的で面白い。体育会系にエロチビ親父、無気力係長にタツマキこと辰巳麻紀。真面目で実直な壮一郎には好感しか覚えなかった。ただ、ラストは駆け足のドタバタ収束感が否めない。麻紀のパワハラもまあ悲惨というほどのものではない。タツマキの異名を取るからにはもっと理不尽で壊滅的であって欲しいと思う。個人的には麻紀よりも壮一郎の去就に興味あり。何はともあれ、気軽に読めるコミカルな一冊。読み応えに関しては少々欠けるか。

2022/05/02

チロ子

未解決事件を追う特命捜査対策室7係に配属になった新人刑事、鬼切。一緒に組む事になったのはドS女刑事の辰巳麻紀主任!被疑者取り調べ中に得た情報で過去の事件を探ることに。失踪した1人の男。調べるうちに様々な新事実がわかり意外な方向へ・・・。鬼切&辰巳以外のメンバーもキャラは良い。ただ折角のキャラが面白く使われてないところは残念。主人公鬼切は特徴少なく薄い。鬼切と辰巳も別行動が多く物足りなかった。全体的に事件内容は良かったけど淡々と進むような作品でした。

2017/02/13

bibi

表紙が、今まで読んできた曽根圭介さんの物と、全く違ってびっくり!未解決事件を専門に扱う警視庁特命捜査対策室って、いかにもドラマになりそう💛TATSUMAKIこと先輩女刑事・辰巳麻紀と なんとも頼りなさそうな鬼切壮一郎のコンビが面白かったネ。

2019/11/17

尾塚

TAtSUMAKIこと辰巳麻紀が主任を勤める特命捜査7係。強烈な個性で7係を引っ張る女性刑事。でも主人公は生真面目で一直な鬼切壮一郎君。過去に失踪届けが出され未解決になった事件を再捜査。なんとなくストーリーに目新しさがないなぁと思いつつ。でもその後は紆余曲折。こんな展開になるんだぁと。最後はこの人には犯人であって欲しくないと思いながら読んでいました。面白かった!

2017/01/16

NAOAMI

辰巳麻紀だから略してTATSUMAKI、表紙イラスト共々、乱歩賞作家様に無理やりキャラ小説を書かせたような痛さが。とは言えミステリの名手である曽根さんの筋書き・手腕は、見事の一言。新米だけど親身な刑事が先輩女刑事よりも事件そのものに翻弄されながら、事実に近づくも既に時は遅しという、ディレイ進行的事実に落とし込む。麻紀のキャラ造りが不完全で伝わってこない。視点が新米の鬼切くん側だけなので、麻紀側のインサイトを知らずに描写してるから、こっちにも遠い存在のまま。普通にマジメな設定の小説に仕上げても良かったのに。

2016/12/14

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