リバース (講談社文庫)
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本好きが選ぶ今週のおすすめ小説ランキング!! 【3月第4週】
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小説部門
1位
イノセント・デイズ (新潮文庫) 早見 和真
2位
ストレンジ・シチュエーション 行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 佐藤 青南
3位
最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫) 河野 裕
4位
リバース (講談社文庫) 湊 かなえ
5位
終りなき夜に生れつく 恩田 陸
6位
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) 宮澤 伊織
7位
鎌倉香房メモリーズ 5 (集英社オレンジ文庫) 阿部 暁子
8位
ガーディアン …
2017/3/27
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リバース (講談社文庫) / 感想・レビュー
カメ吉
まさかの結末でした。まさに最後の1行って感じでした。最初は何かよく分からない作品かな?って思いましたが段々と引き込まれてしまいました。予想以上の内容で面白かった。あと『クローバー・コーヒー』のコーヒーの描写がたまりませんでした!
2017/03/29
hit4papa
親友の事故死の責任という十字架を背負い続けている主人公。一通の手紙から、親友のこれまでをひもとき始めます。親友の事を何も知らなかったと悟った主人公は、彼の生い立ちを知るうちに辛い現実に向き合います。この無色透明感のあるキャラクター設定が良いですね。事故死であることは確実であり、はたしてそこに謎が入り込む余地があるのかが興味の中心。主人公と恋人の関係については想定の範囲内で、おやおや、面白味のない話じゃないの...と思っていたら最後の一行でやられてしまいました。finishing strokeは大好物。
2019/06/08
ehirano1
最後は、“そうかなぁ(違うんじゃない?)・・・・・”というのが当方の感想でしたが、解説を読んで、タイトルの意味と隠されていた意味に(良い意味で)唯々脱帽するばかり。こんなに奥が深いとは・・・・・。
2019/02/09
ユーさん
湊かなえさんは、初めて読みました。「意外な繋がり」「意外な展開」。解説の最後、太字部分に納得。その先は、どうなっていくのか、想像するしかないですね。
2017/06/07
Atsushi
ミステリー好きの家内に薦められた作品。テレビドラマ化もされているそうです。学生時代にゼミの友人で行った旅行。そこで起こった不幸な出来事を巡って物語は展開します。第一章から終章までの六章から構成されていますが、第四章まではミステリー独特の「ハラハラドキドキ感」は全くなく淡々とした内容です。ところが、五章と終章でまさかの展開。帯にあるように「ラスト1行」でそれまでのモヤモヤ感が一気に解消されました。まさに「リバース(溯行)」でした。深瀬はこれからどんな気持ちで美穂子と付き合っていくのでしょうか。
2017/04/27
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