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レミングスの夏 (講談社文庫)

レミングスの夏 (講談社文庫)

レミングスの夏 (講談社文庫)

作家
竹吉優輔
出版社
講談社
発売日
2017-05-16
ISBN
9784062936699
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レミングスの夏 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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mocha

中二の夏、僕らは計画を決行した。幼なじみの5人がある思いを秘めて誘拐事件を起こす。彼らに何があったのか。大それたことをしでかす恐怖心、葛藤、仲間の友情が緻密に描かれている。リーダー格のナギは、得意の将棋のように何手も先を読んで計画を練る。でもその本当の凄さがわかるのは、事件の終盤。冷徹な計画と実行力に時折少年らしい激情が綻びを作るあたりもいい。全貌がなかなか明かされないためにややまどろっこしさも感じるけれど、とても丁寧に作り込まれた作品だと思った。

2017/10/17

アマニョッキ

お借りした本。誘拐事件を起こした男女5人の中学生の物語。構成が上手いというかずるいというか、過去の事件の内容が最後まで明かされないので、気になって一気に読みました。うーん、、、南木くん、小2でそれは大人びすぎてやしないかい?漫画ならそういう設定も許せてしまうんですけどね。でも、夏を感じるにはぴったりな作品だと思います。公園でスイカ割りしたい。焼きそば食べたい。

2017/08/20

クサナギ

市長の娘を誘拐した幼なじみの中学生男女5人組。その真の目的とは…。なかなか焦れったくもあり引き込まれる物語でした。

2019/01/10

めい

読書会オススメ本。市長の娘を誘拐する5人の中学生、様々な要求をするが真意やいかに!結末はさておき、青春•厨二•夏といったものが目一杯詰まった作品。

2017/08/13

夕やけLION

レミングスと名乗る誘拐犯、中学生ながらある過去に囚われた5人の物語。 誰かのために、無我夢中になれる姿と仲間を思いやる姿は、懐かしさと羨ましさを覚える。 この青春は、夏の復讐劇である。

2017/06/07

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