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かわいい結婚 (講談社文庫)

かわいい結婚 (講談社文庫)

かわいい結婚 (講談社文庫)

作家
山内マリコ
出版社
講談社
発売日
2017-06-15
ISBN
9784062936736
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かわいい結婚 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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chantal(シャンタール)

もう21世紀だというのに、例えば「家事は女性がするもの」とか、「女性は若ければ若い方が良い」なんて言う考え方がまだまだ残ってるんだなって、軽い文体のお話なのに、読み終わった後なんとなくどんよりした気持ちになる。結婚しない人に対する差別的な意識とかも、やっぱりまだまだあるんだろうな。どこへ行くんでも、それなりのカッコしてメイクして出かけないと変に思われるとか、ホントに女性って大変よね。報われなさすぎるわよね。あまりにも現実的すぎて、ほんとにどんより?

2018/02/05

じょんじょん

地方出身の若い女性の鬱積感、焦燥感など描いたらぴかいちの山内マリコさん。3編の短編がおさめられるこの短編集はちょっと力が抜けた(はいっていない)印象を受けました。一作目は家事ができない新婚妻が家事にめざめる様子がユーモラスにいい感じに展開するけれど、エンドが尻切れな感じ。二作目の女性に変身した傲慢男子が女性の気持ちに初めて気付くストーリー、これは女性でなければ書けないストーリーで楽しめて、かつ勉強になりました。三作目はちょっとよくわからなかったです。エンドもなあ。でも山内マリコさんは好きなので他も読みます

2018/01/22

ぽぽ

結婚にまつわる3編。表題作が好き。一緒になる人は、イケメンじゃなくても、仕事のできない人でもいい。そのままの自分を受け入れてくれる人が一番。覗き見してるみたいで照れちゃったけれど、お互い背伸びしない、ひかり夫婦が可愛くて素敵だった。その他、女性になってしまった男の1日を描いた「悪夢じゃなかった?」、地元と都会の女性2人の変貌を描いた「お嬢さんたち~」。軽い文章ながら女性の本質を突くものばかりで、意外と辛辣。ふむふむ、と興味深く読めた。

2018/06/09

小夜風

【所蔵】初読み作家さん。3つの短編集。舞台は現代で書いてあることも今どきな感じなのに、作風がどことなくクラシックで、以前読んだ吉屋信子さんの少女小説が思い浮かびました。どの作品も女ってこんなに大変なんだよ!という苦悩がとってもユーモラスに描かれていて、共感しまくりでした。私自身箱入り娘のまま結婚してしまったので、当初の家事に対する苦悩は計り知れませんでした。今思えば本当にままごと婚でした。一生これをやっていくのかという絶望には気づいたらいけないのかもしれません。この本はぜひ、男の人たちに読んでほしいかも。

2019/05/15

いしかわ

家事が出来ない女の子が専業主婦になる物語、朝目覚めたら巨乳の女の子になっていた男の物語など3編が入った小説。山内マリコの本は、どれも装丁がアートっぽくて可愛いから手に取りやすい。なのに中は刺々しくて、リアルな女を突きつけてくる。かなり読みやすくてサラサラしてて、なーんにも考えなくてもスッと入ってくるこの世界は、闇から私を掬い上げてくれる。

2017/11/17

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