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ミドリのミ (講談社文庫)

ミドリのミ (講談社文庫)

ミドリのミ (講談社文庫)

作家
吉川トリコ
出版社
講談社
発売日
2017-06-15
ISBN
9784062936927
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ミドリのミ (講談社文庫) / 感想・レビュー

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みどり虫

表紙と、帯の「なんで"ふつう"じゃなきゃいけないの?」に、ミドリは"ふつう"ではない子だけれど、パパとママはそんなミドリを愛してるというような話だと思った。全然違った。ミドリが子供らしくいられないのは、大人達のせい。誰だって自分の人生を後悔なく生きていいと思いはするけれど、今はどうかまずはミドリの選択を、想いを一番考えてあげて欲しいと、未だに中身が子どものみどりは思ったよ。読み友A氏が読み友O嬢にこの本を教えて、O嬢が私に送ってくれた♡お二人どうもありがとう!読めて良かった一冊だよ!( * ॑˘ ॑* )

2020/10/09

Kanae Nakajima

小学三年生のミドリは父親の広とその恋人である源三と暮らしています。母親がのらりくらりと離婚話を引き延ばしているのも訳があり…。ミドリが一番大人なようでなんとも切ない。でも大人になるほど色々なことから自由になれなくて、そんな中で理想のかたちをを追い求めているさまは滑稽だし自分のことのようで腹が立つ。解説の通り、筆致が柔らかくおおらかなのでスッと読めてしまいますが、読み進むにつれ子供同士や母子の世界、ムラ社会、性的マイノリティーの世界等々とてもシビアに描かれ心がヒリヒリします。最後ミドリは何を選択するのかな。

2017/07/17

さおり

どんな感想書こうかなと思って本をぱらぱらめくってたら、うっかりそのままもう一度読んでしまった。そのくらい、なんだかすてきな本でした。小学3年生のミドリは、父の広と、その恋人の源三との3人暮らし。母の貴美子、源三のことが好きな大学生花世も加えた、5人の視点で物語は進む。最後の章が源三の視点の物語で、なんだか突然BL色が濃かった。とはいえ全体的には、トリコさんらしい軽やかな筆致。にもかかわらず内容は重い。そこがまた良いのですよね。あぁ、続編が出たらいいのに。

2019/02/19

あれくす

iBooksのオススメから。何が普通で何がヘンか考えたら余計に分からなくなるけど、大勢と一緒の型にはまるのが一番傷つかない方法っていうのはきっとヘンだ。それでも、どうしても人に合わせてばかりで普通になりたいと思ってしまうから、自分らしく居ても良いんだと思える自信が欲しいなと思った。小学生のミドリが一番大人でしたが、この先は少し子供らしくほのぼのと過ごせてたら良いな。

2018/03/04

リノン

とても良かった!小学生のミドリは親の別居により、パパの彼氏の源三の家に引っ越してくる。これが非常にややこしいようで、そうでもなくすんなり物語に入れるのが吉川さんの腕なのかな?小川糸さんの「にじいろガーデン」パパ二人バージョンぽいです。ミドリには過酷な環境でもあるけど、幸せそうにも感じるし、複雑な気持ちになりました。ミドリの成長(理解?)が、この家族の運命を握るわけで、どうなっていくのかもっと見ていたかったです。 ラストがモヤっとしたままなのもいいかなと思います。源三のキャラがいいから、読んでて救われます。

2017/07/29

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