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ルパンの娘 (講談社文庫)

ルパンの娘 (講談社文庫)

ルパンの娘 (講談社文庫)

作家
横関大
出版社
講談社
発売日
2017-08-09
ISBN
9784062937467
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ルパンの娘 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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海猫

泥棒一家の娘と警察一家の長男の交際と結婚、というお話と各章のタイトルのセンスに、赤川次郎のユーモアミステリー的なものを感じた。実際読んでみたらコミカルな要素も強く、特異な状況の中、ヒロイン・三雲華の揺れ動く心理に可笑しみがある。互いに立場の違いすぎる二人の恋もお終い!?と思いきやクライマックスの大逆転劇が楽しい。ここは殺人事件の謎解きも盛り込んでなかなかのサービス。ちょっと冗長に感じるパートがあったので、引き絞って少しコンパクトにしてほしいようにも思う。でも十分面白く読めた。

2019/07/13

absinthe

面白い。シリアスとドタバタが妙にミックスされた。普通ならトーンの不一致は欠点になるが上手く纏めたと感心。泥棒一家と警察一家の結婚となれば、発想だけでも面白そうだ。ありきたりの様な日常を映した家庭ドラマと、先を読ませぬ警察ドラマが同時並行で走る、緩急の妙。キャラクタはデフォルメされすぎとは思うが、浮いてはいない。事件の背景は凝りすぎちゃったかな。殺人事件の背景だけはもう少しシンプルなのが良かった。

2020/10/27

パトラッシュ

泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋とは漫画『キャッツ♥アイ』の変奏曲のようだが、目くじら立てず気軽に読めば楽しいライトなミステリに仕上がっている。華の祖父である伝説のスリ師殺害事件をめぐり二人の恋愛のもつれの果てに意外な真相が明るみになる推理ドラマはよく考えられており、双方の家族の家業への誇りと両家の意外なつながりの秘密がストーリーを面白くしている。ルパン一家と呼ばれるほどの泥棒家族なら警察を翻弄する大盗難劇を期待したが、彼の所属が捜査一課では無理か。テレビ版は見ていなかったが、改めてレンタルしてみようか。

2022/01/06

修一郎

最初にドラマを観てしまったので,すでに頭の中で華ちゃんやお父さんのイメージが出来上がってしまっている。深田恭子さんと渡辺篤郎はピッタリだけれども小沢真珠と栗原類は振り切れすぎな感じ。相当かっとんだ想定ではあるけれどそこは横関さんなのでミステリー要素しっかり後味さわやか,は確保した上でのLの一族物語でした。ラストは続編ありきでやや強引だったけども楽しかったです。今,第二話を観ているところ。やっぱりドラマは濃すぎだよねぇ‥ 次,ルパンの帰還へ。。

2019/07/19

yu

Kindleにて読了。ドラマ化されるようで。ただ、深キョンではないよなぁ。。。テンポよく進むし、悦子のキャラが好きだなあ。

2019/06/24

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